武藤嘉紀、昨年10月以来代表復帰へ予備登録35人入った

スポーツ報知
日本代表の日程

 日本サッカー協会は14日、ロシアW杯の予備登録メンバー35人を国際連盟(FIFA)に提出。今季ドイツ1部で8得点を挙げた武藤嘉紀(25)=マインツ=もリスト入りした。今月18日に親善試合ガーナ戦(30日)に臨む30人弱、31日に23人の最終メンバーを発表する。日本代表の西野朗監督(63)は31日に最後の“サバイバルマッチ”を計画していることを明かした。

 武藤が“第一関門”を突破した。ハリルホジッチ前体制では昨年10月10日のハイチ戦以来招集外が続いていたが、予備登録リストに名を連ねたことで、逆転W杯メンバー23人入りの可能性が出てきた。

 今季は所属するマインツで、欧州5大リーグでは日本人最多となる8得点を記録。体の強さと裏へ抜けるスピードを併せ持ち、チームの1部残留にも貢献した。4月27日から約12日間、欧州視察をしていた西野朗監督と現地で会うことはできなかったが、情報収集していた同監督は帰国後「状態はパーフェクト」と高い評価を与えていた。

 西野監督が採用を検討している2トップの一角としてのプレーにも自信を見せる。12日の今季最終節の試合後には「代表のユニホームを着る誇りというのは着た人にしか分からないと思う」と初のW杯に向けて意欲を示していた。

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