日本の守護神が帰国、3度目のW杯へ「国民の思いを背負って向かいたい」

スポーツ報知
シーズンを終え、羽田空港に帰国した日本代表GK川島永嗣

 日本代表GK川島永嗣(35)=メツ=が21日、羽田空港着の航空機で帰国した。今季2年目のメツではリーグ戦29試合に出場した。「シーズンを通して多く試合に出られたので、そういった意味では充実感もありましたし、でも2部に降格してしまったので、その半面、自分としては力不足を感じることも多かった」と振り返った。

 30日のガーナ戦(日産ス)の翌日にW杯メンバー発表があり、メンバー入りすれば自身3度目のW杯となる。過去2大会、正守護神として7試合に出場している。「(W杯に)行くことが決まれば、過去2大会の経験という意味でも、自分の役割は多くを求められると思います。試合出る出ないに関わらず、年齢は上なので、チームにとってプラスになることをやっていかないといけない。いい意味でチームの指針になっていければいいかなと思います」。35歳チーム最年長の自覚も十分。監督交代など苦境の代表を引っ張る意気込みを明かした。

 「誰がピッチに立つかもまだわかっていませんし、誰が行けるのかというのもわかりませんし、本当に4年に1回のワールドカップという夢の舞台は全ての選手にとって夢だと思います。そういう選手の思い、国民全体の思いを背負って、そういうことになれば(選ばれればW杯へ)向かっていきたいと思います」。西野監督から3日間のオフを取ることを命じられており、日本代表合宿には25日に合流する予定。

サッカー

×