西野監督「ワクワクしている」海外組練習開始!打撲の乾も合流前倒しでチームで治療

スポーツ報知
強めのボール回しで激しく競り合う香川(中央左)と武藤(同右)(左奥から、西野監督、本田、右は森保コーチ)

 日本代表はロシアW杯の壮行試合として行われる親善試合のガーナ戦(30日)に備え、千葉県内のホテルに集合し、練習をスタートさせた。

 西野朗監督に交代して初日の練習には、海外組10人が参加。FW岡崎慎司、大迫勇也、浅野拓磨、武藤嘉紀、MF本田圭佑、香川真司、原口元気、宇佐美貴史、DF吉田麻也、酒井高徳がランニングを中心とした約1時間30分の練習で汗を流した。打撲を負っている乾貴士は予定されていた合流を前倒しし、初日からチームで治療した。

 西野監督は練習前に選手を集め、「これから競争になる。第1クールがガーナ戦まで集中してやっていこう」と指示した後は、自ら指導することが多かったハリルホジッチ前監督とは対照的に、練習の指揮を手倉森誠コーチらに任せ、練習を見守った。ロシアW杯に向けた心境を問われると「ワクワクしている」と笑顔を交えて答え、「大舞台に向けて準備をしっかりして、選手一人ひとりをトップパフォーマンスに近づけていきたい」と意気込んだ。

 吉田は「監督も代わって、やり方、ルールも変わる。1日でも早くサッカーに集中できる環境にすることが大事」と強調。西野ジャパンがスムーズに発進するために「いつもの親善試合以上に勝つことが求められる」と見据えた。また、酒井高は「(監督交代で)リスタートの流れになるが、(ハリル前監督が)やってきたことをすべて投げ出すという訳ではない。やっていて正しかったこと、世界で戦う上で大事な部分もあった。大事なものを持ってチームとして大会に臨みたい」と話した。

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