別メニュー調整の岡崎慎司「ただ行くだけでは、行く意味がない」W杯へ意気込み

スポーツ報知
別メニューで調整した岡崎(左)

 サッカー日本代表が21日、千葉県内で30日のガーナ戦と、6月のロシアW杯に向けた国内合宿をスタートさせた。FW本田圭佑、MF香川真司、DF吉田麻也ら海外組の9選手が約90分間、精力的に汗を流した。一方で左足首痛を抱えるFW岡崎慎司は1人だけ別メニューでの調整となった。

 短い距離でのランニングなど、軽めの練習をこなした岡崎は「向こうでも走っていた。しっかりこっちで確認しながらって感じ」と現状を説明。全体練習合流の時期について問われると「うまくタイミングを見てという感じで。いきなりじゃなく、だんだんとやっていければ」と語った。

 ロシアW杯への意気込みを問われると「100%(の状態)じゃないと行く意味がない。ただ行くだけでは、行く意味がない。100%かどうかここで確認できてから。自分がいる意味、存在価値を出せるなら行きたい。そこは自分でも判断できるので」と語った。現時点では、30日のガーナ戦までに万全に戻るかどうかで判断するという。

 全体練習前の円陣には参加。西野監督の言葉を聞き、さらに闘志が沸いたという。「(西野監督には)このチームで勝つために何ができるかをやっていく、という決意があった。それに向かって行くしかない」と力を込めた。

 香川、本田、岡崎の「BIG3」が合宿で“そろい踏み”したのは昨年8月末のロシアW杯アジア最終予選オーストラリア戦以来。ただ岡崎は「BIG3」と呼ばれることには違和感があるという。「誰が考えたの? 今まで言われたことなかった。たまたまじゃないですか。(香川と本田の)2人のついでで、僕が言われたのでは」と苦笑いしていた。

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