長谷部、リベロある!独杯V手に帰国「うれしさよりもホッとしている」

スポーツ報知
帰国した羽田空港で取材に応じる長谷部

 日本代表は22日、ガーナ戦(30日、日産ス)に向けた合宿2日目を千葉県内で行った。西野朗監督(63)が導入を検討している3バックについて、守備陣は短期間で作り上げる覚悟を示した。また主将のMF長谷部誠(34)=フランクフルト=がこの日、羽田空港着の航空機で帰国した。

 「最後はタイトルを取りたかった。うれしさよりもホッとしている」。長谷部は、充実感を漂わせた。

 3―1で勝利したドイツ杯決勝は、日本代表にも大きな意味があった。相手のバイエルンで、W杯で日本が対戦するコロンビア代表ロドリゲスがミスから2失点に絡む失態。1―1の後半37分には、長谷部の厳しいプレスからボールを失い、決勝点につなげてしまった。

 長谷部は「(ロドリゲスは)フリーにしたら素晴らしい選手だけどプレッシャーを受けるとあのようになる。ウィークポイントはある」と自信を口に。バイエルンには同じくW杯で戦うポーランド代表FWレワンドフスキもおり「ヒントになる。代表でも生かせると思う」と胸を張った。

 試合ではボランチ、センターバックと、西野監督が重視するポリバレントなプレーも披露した長谷部。「経験のある選手が責任を持ってやらないといけない」。25日から日本代表に合流する。

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