広島・青山が代表から離脱 サプライズ招集も20日のC大阪戦で右膝負傷、W杯絶望

スポーツ報知
20日のC大阪戦でドリブル突破する広島・青山

 日本サッカー協会は24日、ガーナ戦(30日)に臨むメンバーとして約3年2か月ぶりに日本代表復帰したMF青山敏弘(32)=広島=がけがで代表から離脱すると発表した。

 青山は24日の練習から合流する予定だったが、20日のリーグ・C大阪戦で右膝を負傷。この日メディカルチェックを行った後、千葉県内の病院で検査。早期の回復は難しいと判断され、代表から離脱した。ロシアW杯メンバー入りの可能性が消えた。

 ブラジルW杯代表メンバーの青山は今季のJ1首位を独走する広島をけん引し、15年3月31日のウズベキスタン戦以来の代表復帰。18日の会見で“サプライズ”選出した西野朗監督は「(広島の)精神的支柱であると思う。代表経験もあり、そこでの貢献度も非常に高く評価している。間違いなく今、最高のパフォーマンスをしている選手」と期待を寄せていた。

 青山は「しばらく代表を離れていて、今回本番直前のこのタイミングでチャンスをもらえた中、チームにも入れずにけがで断念することになり、非常に残念です。チームの皆には日本のためにも頑張って欲しいですし、僕も一日本人選手として、日本代表を応援します」とコメントした。現段階で追加招集は未定。

 ロシアW杯を直前に控える西野ジャパンでは、GK中村航輔、東口順昭、FW岡崎慎司、乾貴士らけが人が続出している。

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