大関・高安がW杯日本代表の金星祝福「高い志はアスリートとして変わらない。誇りを持って戦って」

スポーツ報知
高安

 大相撲の大関・高安(28)=田子ノ浦=が20日、サッカーW杯初戦で日本代表がコロンビア戦で挙げた“金星”を祝福した。この日は全休明けの名古屋場所(7月8日初日・ドルフィンズアリーナ)に向け、東京・江戸川区の部屋で約2時間の朝稽古。南米の強豪を相手に2―1で勝利した好結果に「日本の選手として高い志を持っているのは(相撲もサッカーも)アスリートとして変わらない。気持ちが前向きになった」と感想。

 出身地の茨城にはJ1鹿島があり、かつて鹿島に所属していたFW大迫が決勝ヘッド。動画で何度もゴールシーンを確認すると「ネットでも大迫、大迫になっていたね」と喜んだ。

 自身も平幕時代に4度、横綱を破って金星を獲得した。「(サッカーに対して)言える立場ではない」と前置きしながらも、「自分にとって金星というのは、ひとつの目標だったし、ウキウキするもの。でも喜びはその日だけにして、一晩寝たら忘れるようにしていた。浮足立たないように、うまく気持ちを切り替えていた」と明かした。日本代表のセネガルとの第2戦(24日)への期待も交えつつ、「日の丸を背負って、誇りを持って戦ってほしい。頑張ってほしい」と今後のさらなる躍進を願っていた。

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