ゴン、3年ぶり復帰!47歳・中山雅史がJFL沼津入りへ

2015年9月5日5時0分  スポーツ報知

 サッカー元日本代表で、J1最多の157得点を誇るFW中山雅史(47)がJFLのアスルクラロ沼津入りする可能性が4日、浮上した。5日に静岡県沼津市内の練習場でチームの練習に参加する。今後の選手登録もにらんだもので、J1札幌時代の12年11月24日の横浜M戦(札幌ド)以来、公式戦には出場していないが、日本で数々の金字塔を打ち立てたストライカーがピッチに帰って来る。

 ゴンが選手としてピッチに再び立つ。2012年12月の札幌(当時J1)退団から約2年9か月。JFL沼津のユニホームを着る可能性が浮上した。関係者によると、きょう5日に沼津の練習に参加し、コンディションなどをチェックする。現在無所属のため、今月19日まで今季のリーグ戦の選手登録は可能。状況が整えば、公式戦のピッチに立つこともある。公でのプレーは今年7月5日に元日本代表FW柳沢敦らの引退試合(カシマ)が最後だが、チームに所属してプレーするのは約3年ぶり。ゴンの雄姿が再び大観衆をとりこにする。

 12年末に札幌で第一線を退くことを決意したが、「引退」の2文字は使わず。会見では「会見場に来るまで、やめなくてはいけないのか、まだ続けられないのか、と思っていた。まだ未練たらたらです」と話し、選手へのこだわりはまだ捨てていない。現状に満足することなく、さらに高みを目指すという姿勢は失っていなかった。

 札幌退団後は解説者として活躍する傍らで、第一線を退く原因になった両膝痛のリハビリを欠かさずやってきた。2010年に磐田から札幌に移籍し、同年11月に右膝関節の遊離体除去、左膝半月板損傷を手術。専属トレーナーをつけ、東京都内の所属事務所にはトレーニングマシンを複数台設置し、日々汗を流している。その情熱に心を打たれたジュビロ磐田時代の恩師でもある山本昌邦氏(57)が、会長を務める沼津でチャンスを与えることになった。

 加入しても、しばらくは別メニュー調整になりそうだが、沼津のクラブ関係者は「一流選手の雰囲気を、背中を見て学ぶこともある。若い選手に刺激にしてもらい、夢をもってもらいたい」と話す。J3ライセンスを取得し、来季のJ3昇格を目指すチームにも追い風となりそうだ。J昇格すれば、元日本代表FW三浦知良(48)=横浜C=とのカズ・ゴン対決が実現する可能性もある。

 ◆中山 雅史(なかやま・まさし)1967年9月23日、静岡県岡部町生まれ。47歳。藤枝東高から筑波大をへて、90年にヤマハ発動機(現磐田)入りし、98年はJリーグMVP、得点王、00年は得点王。97、98、00、02年ベストイレブン。日本代表として98、02年W杯出場。国際Aマッチ通算53試合21得点。10年には札幌に移籍。12年シーズン終了後に第一線を退いた。愛称の「ゴン」は人気テレビ番組「オレたちひょうきん族」のビートたけし扮(ふん)する「鬼瓦権造(おにがわらごんぞう)」に似ていたことから付いた。妻はタレントの生田智子。178センチ、72キロ。

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