来季J1、11・3閉幕 過密CS回避策も敗退クラブは4か月公式戦なし

2015年11月5日5時30分  スポーツ報知

 来季のサッカーJ1で、異例の11月3日でのリーグ戦終了という日程案が浮上していることが4日、分かった。今季から導入されたチャンピオンシップ(CS)の過密日程化などを回避するためだが、CSと天皇杯に出場しないチームは、翌2017年シーズン開幕まで約4か月間も公式戦を行わなくなるため、異を唱えるクラブが続出。10日のリーグ実行委員会で結論が出る予定だが、紛糾は避けられない状況となった。

 関係者によると、仮案として提案された来年の閉幕スケジュールは事実上、2パターン。日本開催のFIFAクラブW杯(CWC、16年12月9~20日)を挟んでCSを行うか、CWC前に終えるかのいずれか。現在、優勢なのは後者のケース。その場合11月3日がJ1のリーグ戦最終節になる。

 例年より約3週間前倒しすることで、CSの日程緩和が実現できる。今季は1回戦から11日間で、1チーム最大4試合を行うが、新日程案では2週間以上を確保できる。来季は決勝が中立地開催の1試合になる案もあり、時間的な余裕はより大きくなる。また、今年はACL決勝がリーグ戦最終盤の2節と重複していたが、それも解消されるという。

 クラブによっては翌シーズン開幕(2017年2月下旬)まで約4か月間も公式戦がない。選手も原則1月31日までの契約だが期間内の約3か月が無駄になり、複数のクラブが反発しているという。

 さらに、早期の日程消化は夏場の連戦を生む。来年9月からは日本代表のロシアW杯アジア最終予選も始まり、今季日程にも改善を要求した代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)には、受け入れがたい事態だ。Jクラブの関係者は「日程が壊れちゃっているからね」と半ばあきれ気味で、10日のリーグ実行委員会ですんなり承認されるかは微妙な情勢だ。

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