【札幌】新コーチにブルーノ・クアドロス氏 9年ぶり帰ってくる

2015年12月20日6時0分  スポーツ報知

 J2コンサドーレ札幌の来季コーチに、2007年に札幌でプレーしたブラジル人のブルーノ・クアドロス氏(38)が就くことが19日、分かった。既に仮契約を結んでおり、年明けに来日し、チームに合流する。DFの中心として3度目のJ1昇格へと導いた理論派に、四方田修平監督(42)のサポートを託す。

 不完全燃焼に終わった今季の経験を糧とする。ブルーノ氏の招請理由を、三上大勝GM(44)は「監督の求めるプレーを、外国人には年間を通してやってほしい。そのために、メスを入れたり、アプローチできる人材が欲しいと考えた」と話した。今季、札幌はJ2岐阜で17得点を挙げたFWナザリトと、J2東京Vで主力だったMFニウドを獲得した。しかし、いずれも結果を出せず、1年でチームを去ることとなった。

 三上GMは「全体練習で教えても、個人的な課題を細部まで外国人に指摘するには、現体制では難しさがあった」と振り返る。反省を踏まえ、今季、指導に当たった4人のコーチは全員残留し、来季はさらにブルーノ氏を加えた5人体制を敷く。ブルーノ氏には通常の指導に加え、主に外国人の弱点克服など、個別指導の役割も与えて、最大限の力を発揮させる。

 ブルーノ氏は計5年間日本でプレーと、Jリーグについても熟知している。加入予定の新外国人は初来日となるだけに、ブルーノ氏の存在は大きな支えとなる。三上GMは「普段は冷静だがピッチの中では負けず嫌い。その熱さも伝えてほしいし、外国人同士、よりコミュニケーションをとってやってくれると思う」と期待した。5年ぶりのJ1昇格へ、札幌に頼れる男が加わった。

 ◆ブルーノ・クアドロス 本名はブルーノ・エベルトン・クアドロス。1977年2月3日、ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。97年、同国のフラメンゴでプロデビュー。ポジションは主にDFで、トルコ・ガラタサライ、ブラジル・クルゼイロなどを経て、2005年、J1C大阪へ加入。07年にJ2札幌へ移籍し、43試合に出場しJ1昇格に貢献。08年から09年はJ1のF東京でプレー。J1リーグ戦通算81試合出場無得点、J2は43試合1得点。12年に現役を退き指導者となり、今年5月まで、ブラジル3部マリーリアの監督を務めていた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
国内サッカー
今日のスポーツ報知(東京版)