【高校サッカー】星稜、24年前“松井”のリベンジ!河崎監督「歴史作れた」

2016年1月6日6時0分  スポーツ報知

 ◆第94回全国高校サッカー選手権 ▽準々決勝 星稜(石川)3(2―0、1―0)0明徳義塾(高知)(5日・駒沢陸上競技場)

 星稜の強さはもはや伝統だ。4年連続の4強。勝利インタビューでの河崎護監督(56)の声も弾む。「私は2年ぶり3度目ですけどね。4年連続ですからね。歴史を作れましたよ」。初Vを達成した前回は大会直前の交通事故で入院して不在。2年ぶりに味わった快感に酔いしれた。

 2点リードのハーフタイム。1人多い優位を生かせない内容に、指揮官は「次の1点が勝負を分ける」とゲキ。誰よりも敏感に反応したのが主将の阿部だった。後半14分、右サイドから流れたボールを左足で強烈に蹴り込み、決定的な3点目。「ゴールより勝ってベスト4を決めたことが主将としてうれしい」。快挙は責任感が生み出した。

 選手権では初対決だが、結果的に24年前の甲子園での野球部の“リベンジ”も果たした。1992年夏、元ヤンキースの松井秀喜さん(41)へ明徳義塾がとった5打席連続敬遠を巡る両校の因縁。高校時代の松井さんの体育の担任だった河崎監督は「(因縁の)意識はまったくなかった」と話したが、金沢市の学校でテレビ観戦した山下智茂・野球部名誉監督は「競技は違うけれども勝負は勝たないといけない。その意味ではサッカー部は勝てて良かった」と満足げだった。

 準決勝の相手は昨年3月、国際ユース大会のサニックス杯で2―7で大敗した東福岡だ。「穴はないと思うが探します」と控えめな指揮官に対し、昨年決勝は出番のなかった阿部は強気だ。「『何も成し遂げてないんだ』と仲間に伝えていきたい」。4強は通過点。頂を極めた先に選手権連覇の栄光が待っている。

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