【札幌】小野「今年の開幕は休みたくない」“積極的休養”

2016年1月22日6時0分  スポーツ報知

 第一目標の開幕戦出場へ、コンサドーレ札幌MF小野伸二(36)が“積極的休養”を選択した。沖縄・金武町でのキャンプ4日目となった21日、チームは2回練習を行った。小野は午前のタイム走の途中、左でん部に痛みを感じたため、大事を取り、途中で切り上げた。昨年は沖縄キャンプを完走するも、開幕前に左膝内側半月板を損傷した。二の舞いを踏まぬよう、今年は軽症でも焦らず無理せず、万全の態勢を築いていく。

 果たしたい開幕ピッチへ、小野が欲を封印した。21日の午前練習。タイム走の途中で、左でん部に痛みを感じ、1人ピッチを後にした。「全く問題ない」と言うほど、軽いものではあったが、午後は別メニュー調整を選択した。その真意を「今年の開幕は休みたくないので」と小野は説明した。2月28日東京V戦を見据えるからこそ、グラウンドに立ちたい気持ちを自ら抑え込んだ。

 昨年の経験が根底にある。1次の沖縄キャンプは「調子が良くて体も動いたから」と1日も休むことはなかった。気になる箇所があっても、札幌加入後初の開幕戦へ向け、ボールを追うことを辞めなかった。

 しかし開幕9日前、2次キャンプ地の熊本で、左膝内側半月板を損傷。手術が必要となり、開幕メンバーに入ることも出来なかった。「去年は全部やり続けてケガをしたので。今年は無理せずにやっていこうと」。現状、一番の目標とする開幕戦出場へ、突っ走るだけでなく、時にはブレーキをかけながら、準備していく。

 この日の午後練習は1人、筋トレにあてた。チームと離れての調整にはなったが、四方田修平監督(42)も「軽いと思う」と話すように、長引く痛みではない。まず不安をなくすことが最良の道だと分かっているから、小野も周囲も不安視はしていない。引き上げる際も笑顔だったように、キャンプ序盤にあえて選んだ小休止。「焦らずやっていきたい」。最良の状態で開幕を迎えるため、小野はじっくりと、歩みを進めていく。(砂田 秀人)

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