【F東京】城福監督、初陣9発圧勝でACL4年ぶり出場権

2016年2月10日6時0分  スポーツ報知

 ◆アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)東地区プレーオフ F東京0─9チョンブリ(9日・東京スタジアム)

 F東京がクラブ新記録となる9ゴールでタイのチョンブリを下し、2012年以来4年ぶりのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。前半6分に相手のオウンゴールで先制。同9分にFW阿部拓馬(28)が追加点を決めるなど、ゴールラッシュで城福浩監督(54)の初陣を飾った。1次リーグE組では23日にアウェーで全北現代(韓国)との初戦を迎える。

 全Jクラブを通じての今季初戦で“城福丸”がド派手に船出した。前半6分にMF水沼のCKが相手のオウンゴールを誘うと、同9分に阿部、同34分にはMF東が追加点。後半に前線が流動的に動く攻撃サッカーで6点を加え、9得点で圧勝した。城福監督は「我々が目指すサッカーの志は見せられた」と胸を張った。

 指揮官の覚悟が選手に乗り移った。2014年に甲府の監督を勇退後、J1を含む6チームからオファーを受けたが、首を縦に振らなかった。「頂点から見える景色を見たい」。その思いをかなえるべく、10年途中に解任された古巣へ舞い戻った。

 1月の沖縄キャンプでは毎晩、自らの部屋にコーチ陣を呼び、遅くまで試合の映像を分析。2週間で集まらなかったのは1日だけ。始動から1か月足らずでこの一戦を迎えることもあり、自らのサッカーを浸透させようと必死だった。そんな姿に水沼は「城福さんは相当な覚悟で東京に戻ってきている。僕たちも負けないぐらいの気持ちでプレーしないと」と奮い立った。J1初優勝、そしてアジア制覇へ。「もっと高みを目指したい」という指揮官の下、力強く踏み出した。(井上 信太郎)

  • 楽天SocialNewsに投稿!
国内サッカー
報知ブログ(最新更新分)一覧へ
今日のスポーツ報知(東京版)