【甲府】「クリス1トップ厳しい」開幕1週間前に攻撃布陣白紙

2016年2月21日6時0分  スポーツ報知

 ◆練習試合 ▽1試合目 磐田2(1-0、1-0)0甲府 ▽2試合目 甲府2(0-0、2-1)1磐田 (20日、ヤマハスタジアム)

 J1ヴァンフォーレ甲府は20日、静岡・磐田市のヤマハスタジアムで、J1に昇格した磐田と非公開で練習試合(45分×2本を2試合)を行い、主力組が出場した1試合目は0―2で敗れた。主力組はJ1相手の練習試合は4試合連続無得点で、初失点も喫した。佐久間悟監督(52)は、2試合連続1トップで先発させたエースFWクリスティアーノ(29)の起用位置の再考を明かし、27日の開幕戦(アウェー・神戸戦)に向け、“緊急手術”する可能性を示唆した。

 鉛色の空から雨が降り続いた。完全非公開で行われた開幕前最後の練習試合。佐久間監督は表情を曇らせてスタジアムから出てきた。「クリスティアーノの1トップは厳しいかもしれない。あと1週間、考えないと」。27日の神戸戦へ向け、3トップの組み合わせなどを再編する可能性を明かした。

 クリスティアーノは12日の仙台戦に続き、2試合連続で1トップを務めた。脇を固めるシャドーFWには、元オーストラリア代表MFセレスキー(30)とMF田中佑昌(30)が起用された。1試合目のシュートはクリスティアーノが放った2本だけという。

 昨季から、攻撃の核だったFW阿部拓馬、チーム最多8得点を決めたFWバレー、MFマルキーニョスパラナ、MF阿部翔平、FW伊東純也ら主力が退団した。指揮官は、昨季柏でリーグ戦14得点のクリスティアーノの攻撃力を生かす布陣を模索し、シャドーFWと1トップで試してきたが、ここに来て白紙に戻った。

 アウェーで戦ったハンデはあった。午前8時に甲府をバスで出発し、午前11時過ぎに磐田に到着。午後零時30分からの試合に臨んだ。佐久間監督は「厳しいコンディションでした。そんな中でも頑張れる選手もいましたが、1対1の局面で戦えていなかった」と話した。

 前向きな要素もあった。腹斜筋痛から復帰した主将のDF山本英臣(35)は75分間、右目上を15針縫ったGK河田晃兵(28)は90分間プレーし、神戸戦へのゴーサインも出た。開幕前に課題が浮き彫りになったことも幸いで、山本は「悪い部分が出たことがいいと考え、うまくいかなかったことを皆で話し、1週間、大事に準備したい」と意識は高い。佐久間監督をはじめスタッフと選手が一丸となって改善していく。(羽田 智之)

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