【山形】大黒、爆笑入団会見「モンテの役に立ちたい」

2016年3月3日6時0分  スポーツ報知

 J2モンテディオ山形に京都から期限付きで加入した元日本代表のFW大黒将志(35)が2日、天童市のNDスタ内で入団会見。一般公開で行われた会見モンテ入団会見で、約30人のサポーターを前に、独特なトークで笑いを誘った。この日、本拠地では初となる練習にも参加、“髪の毛ゴール”を決めるなど好調ぶりをアピール。J1再昇格の救世主として期待がかかるストライカーが初日から存在感を見せた。

 爆笑会見だ。1日に車で10時間かけ大阪から山形入りした大黒。「車で移動して日本は意外に狭いことを実感した。いい経験ができた」。山形道のパーキングエリアでは、履き替えたばかりのスタッドレスタイヤが雪上でちゃんと止まるのかを急ブレーキをかけ確かめた。「本当に止まってスタッドレスすごいなと。雪道を楽しんできました」。山形史上初のサッカーW杯経験者の意外な告白に会場は大爆笑。サポーターの心をわしづかみにしていた。

 チームは1か月半ぶりに山形に戻った。同地で初めて練習に参加した大黒は、実戦形式の練習で主力組のワントップでプレー。08年の東京Vのチームメート、MFディエゴのシュート気味のクロスに頭で反応し、ゴールネットを揺らした。「髪の毛にフワッと当たって入った。本番だったら自分のゴールと言い張るけど、練習だからディエゴに譲りますよ」。2月24日、入団と同時に練習に参加してから1週間。すっかりチームに溶け込んでいる様子だ。

 京都では14年にリーグ戦26点でJ2得点王、昨季もチーム最多16点を挙げた。6日のアウェー愛媛戦(ニンスタ)から出場が可能で「4日あるので、集中して準備したい。たくさんゴールを決め、モンテの役に立ちたい」。J1再昇格の原動力としてデビュー戦から大暴れする。(武田 泉)

 ◆大黒に聞く

 ―山形に加入した経緯は?

 「岡田監督、西野監督に並ぶ日本を代表する石崎監督の下でプレーがしたかったし、札幌、横浜Mでお世話になった石井(肇テクニカルダイレクター)さんに恩返しもしたかった」

 ―14年4月13日の山形戦で後半ロスタイムに同点弾(2△2)を決めた。

 「あのときは申し訳なく思っています(笑)。今は味方。チームのためにゴールを決めて喜びあいたい」

 ―練習参加から1週間。

 「山形にはいい選手が多いし、やっていて楽しい。コンディションが上がれば、まだまだ攻撃のバリエーションを出していける」

 ―背番号は33。

 「初めてつける番号。数字の9が好きで、3×3(33)が9なので」

 ◆大黒 将志(おおぐろ・まさし)1980年5月4日、大阪・豊中市生まれ。35歳。G大阪ユースから99年にトップ昇格。01年に札幌に期限付き移籍。02年にG大阪に復帰。06年にフランス2部のグルノーブル、イタリア・セリエAのトリノでプレー。08年に東京VでJ復帰し、横浜C、F東京、横浜Mに所属。13年に中国1部の杭州緑城へ移籍後、14年から京都へ。日本代表では06年ドイツW杯に出場。J1通算204試合出場69得点。J2通算137試合75得点。178センチ、73キロ。

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