【山形】大黒、愛犬「ラオウ」に捧げるスタメンデビュー弾決める!

2016年3月5日6時0分  スポーツ報知

 J2モンテディオ山形は6日、アウェーで愛媛と対戦(ニンスタ)する。京都から期限付き移籍で加入した元日本代表のFW大黒将志(35)が、1トップでのスタメンデビューが濃厚。昨夏に山形からオファーが届いたが、愛犬「ラオウ」が体調を崩しており断っていた。その後、復調したこともあり、今回の入団を決断。石崎信弘監督(57)が今季のJ2得点王として期待する愛犬家ストライカーが、デビュー戦からゴールネットを揺らす。

 死の淵をさまよったラオウへ、デビュー弾を贈る! 4日の紅白戦で、主力組のワントップでプレーした大黒。居残りのシュート練習では、難しいクロスを枠内ぎりぎりに何度も決め、得点能力の高さを披露した。30分以上、左右の足、頭と鋭いシュートを打ち続けたストライカーは「出たら自分の力を精いっぱい出す。できたらゴールを決めて、チームの勝利に貢献したい」。コンディションは上々だ。

 練習後、愛犬にまつわる裏話を披露した。15歳の愛犬「ラオウ」、10歳の「クリリン」の2匹のチワワを飼育。ラオウは、01年の札幌時に飼い始め、グルノーブル(フランス)、トリノ(イタリア)と海外のクラブに所属した時も、一緒に生活した“相棒”だ。

 京都でプレーしていた昨夏、山形からの誘いがあった。ところが「ラオウの調子が悪く、死にかけていたので移籍できなかった」。兵庫県の動物病院からは離れられず、移籍を断念した。しかし、ラオウは復活。半年かけ、山形県内にも頼れる動物病院を見つけ、今回の入団に踏み切った。山形では現在ホテル暮らしのため、離れ離れ。「連れてきたい。『一心同体』なんで」と今季のチームスローガン(一新同体)にかけ、愛犬の大切さを表した。

 山形加入の理由の一つに「日本を代表する監督の下でプレーしたかった」と、J監督歴17年目の名将・石崎監督の名を挙げた。指揮官は「J2得点王になれるように頑張ってもらわんと」と14年のJ2得点王(26点)に期待。「点を決めるか、決めないかで勝負は決まる。自分は点を決めるのが仕事」と大黒。チームのため、そして愛犬のためにもゴールを量産する。(武田 泉)

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