【甲府】ナイジェリア人FWチュカ合流、スピード補う“救世主”になる

2016年3月21日6時0分  スポーツ報知

 J1ヴァンフォーレ甲府に新加入したナイジェリア人FWチュカ(26)が20日、山梨大医学部グランドでの練習に合流した。「チュカ」は故郷のイボ語で「神は偉大」との意味という。佐久間悟監督(52)に全能をアピールした快足ストライカー。今季の攻撃陣に足りなかったスピードを補う“救世主”として期待される。

 「あなたが求める全てを持っている」。佐久間監督によると、チュカは前日の面談時こう話したという。この日の練習では、加速感あふれるスプリントを披露。指揮官は「すごく速いねぇ」とうなった。チュカは自身の特徴について、「周囲の人は僕をとても速いと言うね。そして、アフリカ人の中でもテクニックがあると思うよ」と話した。

 チュカは昨季、中国1部の遼寧で27試合8得点を記録した。昨年12月の退団後、北京で移籍先を探し、2月末にナイジェリアに帰国。その間、自主トレーニングしていたという。「コンディションは100%ではないが、良くなっている」。クラブは4月1日のJ1第5節・浦和戦(埼スタ)に出場できるよう選手登録に尽力しており、チュカも心身の状態を上げる。

 事前のプロフィルでは身長188センチだったが、実際は約180センチ。チュカは「ジャンプする。問題ない」と空中戦にも自信を持つ。広島のナイジェリア人FWウタカから「素晴らしいリーグだよ」とJリーグの情報を聞き、モチベーションを高めて初来日した。「攻撃も守備も頑張ってチームに貢献したい」。4年連続J1残留へ、チュカは全力でピッチを駆ける。

(羽田 智之)

 ◆チュカ 本名はデリッキ・チュカ・オグブ。1990年3月19日、ナイジェリア・エヌグ生まれ。26歳。スピードが武器のFW。地元クラブの育成組織でサッカーを本格的に始める。アラブ首長国連邦(UAE)、オマーン、カタールでプレーした後、2011年にベルギーのルーベンに入団。ルーマニアのCFRクルージュを経て、14年7月に遼寧に移籍した。16年3月、甲府に加入した。背番号は「11」。180センチ、82キロ。

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