【仙台】六反、自費で欧州武者修行!GK大国ポーランドへ

2016年11月27日8時40分  スポーツ報知
  • オフを利用してポーランドのクラブへ練習参加する六反

 J1仙台の元日本代表GK六反勇治(29)が、オフ期間を利用してポーランド1部・ヤギエロニアの練習に参加することが26日、分かった。今月末から渡欧し、2週間弱滞在する予定となっている。今季は度重なる負傷離脱で、リーグ戦13試合出場と不本意なシーズンだった。来季の巻き返しと自身のスキルアップのために、オフ期間も積極的にトレーニングを重ねる。

 若手に負けず、ベテランだって“欧州武者修行”だ! 今季最後の実戦となった、いわきFCとの練習試合で45分間プレーした六反は「次は海外のクラブに練習参加して、新しい世界を感じたい。どんな練習ができるのか楽しみ」と自身のスキルアップを目標に、ポーランド1部で現在2位と好調なヤギエロニアに自費で練習参加するプランを明かした。

 きっかけは“GKの常識”に、日本と世界で差があることを知ったからだという。日本ではクロスなどに対して、GK自身がキャッチやパンチングができそうな場合は「キーパー」と声を出しながら飛び出してアピールする。逆にGKが触れそうにない場合は、DFに対して「クリア」と指示を出すのが通例だ。「海外では『クリア』は使わないそうなんです。そんな声を出す暇があったら、相手がボールに触った時の反応に備えろ、ということみたいで」と、自分が知らない世界に触れて、成長につなげたいという思いが強くなった。イタリアセリエAのASローマの守護神・シュチェスニーや、かつて2005年にリバプールでCL優勝も経験したデュデクらを輩出、GK大国として有名なポーランドを選んだ。

 昨季はリーグ戦32試合に出場し、日本代表にも初選出された絶対的守護神も、今季は3月6日のF東京戦(1●2)で右足首のじん帯を損傷するなど、何度も負傷で戦線を離脱した。「プロで11年やっていますが、シーズン中にけがで離脱したのは初めて。だいぶ休んでしまったので練習しないと」。来季へのコンディション維持も目的の一つ。正GKの奪回と日本代表への返り咲きも含め、六反はオフ返上で動き続ける。(鈴木 文人)

 ◆ポーランドのサッカー事情 W杯には7度出場し、1974年大会と82年大会の3位が最高成績。現代表チームは独1部バイエルンミュンヘンの世界的FWレワンドフスキ(28)を擁し、最新のFIFAランクは15位。同国リーグでは、元神戸のMF森岡亮太(25)が今季シロンスク・ブロツワフでプレー。かつては元日本代表MF松井大輔(35)=磐田=がレヒア・グダニスクに所属していた。磐田のGKカミンスキーもポーランド人。

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