【福島】田坂監督、古巣・湘南との初陣飾れずも手応え

2017年1月30日8時0分  スポーツ報知
  • ピッチサイドから指示を送る福島・田坂監督

 J3福島ユナイテッドは神奈川・平塚での1次合宿2日目の29日、「SHONAN×FUKUSHIMAフットボールフェスティバル2017」として、J2湘南ベルマーレと親善試合を行い、0―4で敗戦。元日本代表の田坂和昭監督(45)が就任して以来、初の対外試合を白星で飾ることはできなかったが、新指揮官は「選手は自分がやりたいことをやろうとしていた」と手応えもつかんだ。

 敗れても、得るものは大きかった。福島は昨季までJ1だった湘南に完敗したが、田坂監督は「選手たちがいい特徴を出してくれた」と収穫面を強調した。福島では雪の影響でほとんどグラウンドが使えず、この日が天然芝のピッチで行う初めてのプレーだっただけに、指揮官は「厳しいコンディションの中、よくやった」と選手たちをたたえた。

 早くも“田坂色”が垣間見えた。「『密集型』のサッカーをしたい」と、指揮官は選手の距離感を近く保ち、攻守を素早く切り替えるサッカーを目指している。この日はボールを奪われた瞬間に複数人がプレスをかけ、相手DFから高い位置でボールを奪う場面もあった。コンディション不足もあり、4失点は喫したものの「守備は高い意識を持ってやってくれた」と評価した。

 現役時代に5年間プレーした古巣・湘南との親善試合に、田坂監督は「(本拠地の神奈川・平塚の)町並みは変わっていくけど、サポーターの熱さは変わらないですね」と笑顔も見せた。チームは2月5日まで、平塚で午前・午後の2部練習を行う予定。熱血指揮官は「ここから本当のキャンプが始まる。今日の試合のビデオも見ながら、どんどん課題を解決していく」と力を込めた。初の実戦で得た収穫と課題を糧に、新指揮官が1つずつチームを作り上げていく。(守田 力)

 ◆田坂 和昭(たさか・かずあき)1971年8月3日、広島市生まれ。45歳。現役時代は主にMFで、94年に東海大からベルマーレ平塚(現・湘南)入団。99年に清水、2000年にC大阪に移籍し、2002年に現役引退。1995~99年には日本代表に選出され、国際Aマッチ7試合出場無得点。2011年に大分の監督に就任。15年7月にJ1清水ヘッドコーチ、同8月に監督就任。16年はJ2松本でコーチを務めた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
国内サッカー
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ