【山形】瀬沼先制弾!8季ぶり開幕勝った 初陣木山監督「いいスタート切れました」

2017年2月27日6時0分  スポーツ報知
  • 体を張ってボールを奪いにいく山形・瀬沼(中央左の9番)

 ◆明治安田生命J2リーグ第1節 京都1―2山形(26日・京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)

 8年ぶりの白星発進だ! モンテディオ山形は、アウェーで行われた開幕戦で京都を2―1で下し、2009年(当時J1)以来、8季ぶりにリーグ初戦で勝利を挙げた。

 前半35分、新加入のFW瀬沼優司(26)が先制ゴールを決めると、後半12分にはMF鈴木雄斗(23)がPKで追加点。木山隆之新監督(45)に、山形での初勝利をプレゼントした。

 勝利を告げるホイッスルが鳴り響くと、山形イレブンは笑顔でハイタッチし、喜びを爆発させた。2011年から6年連続で黒星が続き、苦しみ続けていた開幕戦。悪い流れを断ち切り、木山監督は「開幕戦に勝てれば、色々なものが見えてくると思っていた。いいスタートを切れました」と満面に笑みを浮かべた。

 新加入のFW瀬沼が躍動した。0―0の前半35分、左サイドのDF瀬川和樹(26)のアーリークロスを「狙い通りの形だった」(瀬沼)と、ペナルティーエリア内で頭で合わせた。移籍後初ゴールが貴重な先制弾となり、背番号9は「久々のゴールすぎて、喜び方を忘れていました」と笑顔で振り返った。

 木山サッカーの申し子だ。指揮官はFW陣に、得点力だけではなく、前線からプレスをかける守備力も求めている。昨季も木山監督のもと、リーグ戦40試合出場10得点と活躍した瀬沼は、「ハードワークが自分の代名詞」と自負している。この日も得点シーン以外に、豊富な運動量で相手DFに重圧をかけ続けた。「(瀬沼は)常にハードに動いてくれる。その中で点を取ってくれたのは大きなこと」と、指揮官も働きぶりを絶賛した。

 試合前のミーティングで、木山監督は「ここ最近、山形は開幕戦で勝てていない。今日はその歴史を俺たちが変えてやろう」とゲキを送った。前半40分にはピッチに水が浮いてしまい、調整のため10分間試合が中断するなどトラブルもあったが、最後まで集中力を絶やさずリードを守りきった。瀬沼は「気持ちを込めて戦えた。結果が出てよかった」と、勝利の味をかみしめた。

 指揮官は「まだ今年の挑戦は始まったばかり。次も頑張らないと」と、早くも4日の千葉戦(アウェー)に目を向けた。8年ぶり開幕白星の勢いを保ち、新生モンテが約9か月のリーグ戦を駆け抜ける。(守田 力)

 ◆瀬沼 優司(せぬま・ゆうじ)1990年9月1日、神奈川・相模原市生まれ。26歳。桐光学園高から筑波大を経て、筑波大4年時の2012年に特別指定選手として清水に登録された。13年から正式に清水に加入し、14年から栃木、15年から愛媛に期限付き移籍。J1通算14試合出場1得点。J2通算107試合出場24得点。185センチ、78キロ。血液型A。

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