Jリーグ「夏春制」…欧州移籍しやすい、降雪地域は厳しい

2017年3月7日5時0分  スポーツ報知

 日本サッカー協会とJリーグの将来構想委員会が6日、東京都内で開かれ、開幕時期を現行の春から夏にずらすシーズン移行について議論した。関係者によると〈1〉2019年から実施〈2〉22年から実施〈3〉当面は移行しない―という3案から、今年中に結論を出す見通し。

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(59)が昨年3月の会長就任の際に移行の考えを示していた夏春シーズン制。同案にはメリット、デメリットがある。利点のひとつは、欧州とシーズンが重なり、国内の選手が移籍しやすくなる点だ。Jリーグの現行のシーズン終了となる冬は欧州のシーズン中で、移籍した選手はチームにフィットしないと出場機会を失う危険性がある。新制度下で開幕前からチームに合流できれば戦術理解の点で大きい。

 一方で、降雪地域のクラブからは反対意見がある。東北地方などでは3月でも雪が降り、ピッチの整備や練習場の確保などの問題が浮上する。屋根付きのJ1規格のスタジアムに改修するには約65億円かかるとの試算もあり、雪の影響を受けないドーム型競技場を新設するとなれば膨大な費用が必要だ。それでも、ある協会幹部は「どこかでスパッとやらないといけない」と話しているだけに今後、議論は活発化しそうだ。(斎藤 成俊)

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