【宏太’Sチェック】宮沢「開花」抜群の存在感

2017年3月20日8時2分  スポーツ報知
  • 広島戦で今季リーグ戦初勝利に貢献した宮沢(左)

 ◆明治安田生命J1リーグ第4節 札幌2―1広島(18日・札幌ドーム)

 誰が見てもMVPと言っていいほど、宮沢の存在感が光った。去年までは球離しが早く、もっとためを作れるのに、ということが多かったが、広島戦では、いなすところはいなしながら、高い技術を見せてくれた。J1の高いレベルでやることで開花する選手はいるが、宮沢はまさに才能を伸ばしている。代表経験のある青山にも、決して負けていなかった。

 先制点の都倉も、キャンプからしっかり準備してきた成果を出している。試合後、水戸で一緒にプレーしていた広島の塩谷と話したが「止められない」と言っていた。パワーで相手を押し切れるし、高さでも負けない。1試合に1点取れる可能性が、今の都倉にはある。

 強敵相手に本当にいい試合をしてくれたが、ひとつ気になったのは、全員でボールに行き過ぎる面がある点だ。J1の強いチームは縦のラインをあまり凝縮させない。ボランチがCB(センターバック)の位置まで入ったりせず、DFに守備は任せてやる。そうしないと、奪った時に中盤の枚数が少ないため、効率のいい攻めができないからだ。

 広島戦の後半は、自陣で奪っても前線に都倉しかいない場面が目立った。今の札幌は、CBが1対1でボールを奪えている。個々が自分の持ち場と攻撃も頭に入れながら守れば、次の一手は早くなり、追加点は取れてくる。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)

北海道版札幌コラム
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