【山形】U―15日本代表・半田陸、モンテからフル代表目指す

2017年4月22日8時0分  スポーツ報知
  • イタリア遠征での活躍を誓う半田

 J2モンテディオ山形ユースDF半田陸(15)=山形城北高1年=は、U―15日本代表のイタリア遠征(第14回デッレナツィオーニトーナメント)のメンバーに選出され、25日に初戦(対アラブ首長国連邦)を迎える。2019年のFIFA U―17ワールド杯出場を目指す20人に選ばれた15歳は将来、山形のトップチームからフル代表に選ばれることを目標に、欧州での戦いに挑む。(取材・構成=守田 力)

 初めての欧州遠征に挑む山形ユース・半田は、目を輝かせて意気込みを語った。「海外で通用するサッカーができるように、今回の経験を生かしたい。そのためにも、自分らしいプレーを出していきたいです」

 自慢のスピードに加え、ヨーヨーテストと呼ばれる、20メートルの往復走でもU―15日本代表チームでは1位の走行距離を記録するなど、抜群のスタミナを併せ持つ。脚力を生かして相手の攻撃を食い止める守備が最大の持ち味。山形ユースではセンターバック、代表ではサイドバックを守る万能型DFだ。

「小学校の時は一日3、4試合に出場したこともあるので、それでスタミナが鍛えられたのかもしれない。1対1の対人守備には自信を持っています」

 3月に行われたU―15日本代表のスリランカ遠征では全3試合に出場。裏へ抜け出すプレーを多く見せるなど手応えをつかんだ一方、今後の課題も見つかった。

海外意識し練習「海外の選手は身体能力が高くて、当たりも強かった。練習終わりにベンチプレスや腕立てをしたり、苦手だった上半身の筋トレも自分からやるようになった。また、日本代表のみんなは足元の技術が高かったので、僕も負けないように、普段からファーストタッチの位置を考えてプレーしている」

 02年にはJ2(当時)福岡で監督も務めた、山形ユースの今井雅隆監督(58)は「素直で周りから応援される選手」と半田の性格を絶賛した。小学校、ユースと先輩で、今季からトップチームに昇格した3学年上のDF高橋成樹(18)にライバル意識を持つなど、負けず嫌いな一面もある。

 「(高橋)成樹くんと僕は2人とも負けず嫌いで、小学校の時は練習中にケンカしてしまったこともあります(笑い)。成樹くんはとてもサッカーのことを熱心に考えていて、尊敬する先輩。でも、負けたくない気持ちもあります」

応援される選手 9月にはU―17ワールド杯のアジア予選も始まる。15歳は将来海外で戦える選手になると、大きな目標を宣言した。

 「まずは(山形の)トップチームに上がりたい。そのためにも、今回だけじゃなくて、ずっと代表に呼ばれ続けるように頑張りたい。将来は山形から日本代表に選ばれるようになりたいです」

 イタリア代表は鍵を意味する強固な守備“カテナチオ”で有名。サッカー強豪国のディフェンスを肌で感じ、夢に向かって一歩ずつ成長を重ねていく。

 ◆半田アラカルト

 ▼出身 2002年1月1日、山形・上山市出身。15歳。

 ▼競技歴 4歳から上山カメレオンFCで競技を始める。14年に山形ジュニアユース村山に加入し、16年にはU―15J選抜、JFAエリートプログラムU―15日本選抜に選出。

 ▼好きな選手 スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)。「守備もビルドアップもできるし、リーダーシップのあるところに憧れる」

 ▼好きな食べ物 「お母さんが作ってくれた春巻き」

 ▼サイズ・血液型 176センチ、63キロ。B型。

 ▼家族 両親と姉。

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