【なでしこL】浦和レディース、FW安藤梢の復帰発表…独から7年半ぶりの復帰

2017年5月12日18時50分  スポーツ報知
  • 安藤梢

 なでしこリーグ1部・浦和レディースは12日、ドイツ1部・エッセンに所属する元なでしこジャパンFW安藤梢(34)が6月1日から加入すると発表した。

 浦和には2009年以来、7年半ぶりの復帰。クラブを通じ、「日独両方のサッカーの経験を活かして日本でもう一度チャレンジしたいという気持ちを持つようになりました。シーズン半ばではありますが、浦和レッズレディースのために全力で闘います」とコメントした。

 安藤は09年になでしこリーグ得点王とMVPに輝くなど浦和の優勝に大きく貢献し、2010年に渡独。デュイスブルク、フランクフルト、エッセンに所属し、フランクフルト時代の15年には日本女子で3人目となる欧州CL制覇を果たした。なでしこジャパンでも99年6月に16歳でデビューし、11年ドイツW杯で優勝を経験。五輪とW杯に3度ずつ出場するなど、126試合19得点を挙げている。

 今季所属するエッセンでは10代や20代前半が多くを占める若手主体のメンバーの中でチーム最年長として奮闘してきたが、19年にはフランスW杯、20年には東京五輪を控える。以前から「サッカーをやっている以上は呼ばれたいと思って取り組んでます」と両大会への出場に意欲を見せており、15年夏のカナダW杯以来の代表復帰も見据え、チームとの契約が切れるこのタイミングで環境を変える決断をしたとみられる。

 今回は欧州挑戦時の夢だった「W杯&欧州CL優勝」をかなえ、満を持しての国内復帰だ。34歳ながらフィジカル面に衰えはみられず、日本とドイツでの豊富な経験を生かしたプレーにも安定感が増している。

 現在3勝3分け1敗でリーグ5位の浦和もエッセン同様、若手が主体のチーム構成。「ドイツに発つ前の最後のピッチで、『待ってるからな!』とサポーターのみなさんが熱い激励の言葉をかけてくれたことは今でも鮮明に覚えています。そのときの約束を、今かなえることができ、嬉しく思います」。クラブを通じて古巣への熱い思いを語った安藤の復帰は、巻き返しの起爆剤となりそうだ。

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