【宏太’Sチェック】練習から高いレベルを頭で描いて

2017年6月19日11時0分  スポーツ報知
  • 後半、鹿島のジュニオール(後方)と競り合う小野

 ◆明治安田生命J1リーグ 第15節 鹿島3―0札幌(17日・カシマスタジアム)

 3失点して敗れた鹿島戦だったが、全体的に見たら、札幌は十分に戦えていた。失点した後もじれずにボールをつなぎながら突破を試み、決してロングボール頼みにはならなかった。劣勢になっても、チャレンジしなきゃいけない事をやり続けたことは、評価したい。

 戦い方は間違っていなかったのに敗れたのは、個々のレベルの違いではない。控えの選手の、状態の上げ方にあると思う。鹿島は普段から、練習試合もJ1のチームとできる。札幌は大学生や高校生など。だから、ケガ明けの選手の状態もなかなか上がって来ない。

 鹿島はペドロ・ジュニオールが3試合ぶり先発で2得点するなど、結果を出せる。自分たちがやって来た事の質や差が出るのは、強い相手と対戦した時。地理的ハンデのある札幌にとってそこは永遠の課題だが、何とか変えていかなければ、ベストな選手が出ないと戦えないチームになってしまう。

 現状では、もっともっと高いレベルを頭に描いて練習するしかない。1点目、2点目と同サイドからやられた守備は修正しないといけないし、攻撃陣も質を上げる必要はある。ただ、鹿島戦の後半のサッカーは自信をもっていい。下を向くことなく、高い志でやっていけば問題はない。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)

北海道版札幌コラム
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