【神戸】鹿島のエース金崎獲り!逆転優勝へポドルスキ、ハーフナーに続く補強

2017年7月27日5時0分  スポーツ報知
  • 神戸が獲得を目指す鹿島・金崎
  • 8日の試合前、神戸に入団しサポーターにあいさつしたポドルスキ(左)とハーフナー

 サッカーJ1・神戸が元日本代表FW金崎夢生(28)=鹿島=の獲得に動き出していることが26日、分かった。正式オファーに至っていないが、すでに鹿島側に獲得を目指す意思を伝えている。神戸は今夏、元ドイツ代表FWポドルスキ(32)、元日本代表FWハーフナー・マイク(30)と2人のストライカーと契約するなど、大型補強を敢行。悲願のJリーグ制覇へ向けてさらなる補強を目指す考えだ。

 神戸が逆転優勝へ向けてさらなる戦力上積みを目指す。神戸の関係者はFW金崎獲得への動きについて「(獲得)リストに入っている」と認めた上で「(前線に)個人で打開できる選手が必要だと考えている。逆転優勝に向けても、さらなる戦力が必要になる」と明かした。金崎の獲得交渉には所属クラブの許可が必要になることから、鹿島にも口頭で獲得を目指す意思を伝えたという。

 J1初制覇を目標に掲げた今季、18試合を終えた時点で9位。その一因が得点力で、20得点はJ1で13位に低迷する。今夏には元ドイツ代表の英雄FWポドルスキをトルコ1部ガラタサライから獲得。オランダ1部デン・ハーグに所属していた194センチの長身FWハーフナーの獲得にも成功したが、首位C大阪との勝ち点16差を引っ繰り返すために、鹿島のエースも必要という判断に至った。

 歴史が浅いJリーグでは、シーズン途中に上位クラブのエースを引き抜く発想はなく、獲得を打診するだけでも異例中の異例。国内移籍の主力獲得には通例、億単位の移籍金がかかり、金崎の移籍金も数億円に上るとみられる。それでも、神戸の巻き返しへの思いは強く、夏の移籍可能期限8月18日まで獲得を画策する。三重出身の金崎は、滝川二高(兵庫県)卒で神戸ともゆかりはある。

 金崎は今季、両足首の痛みで先発を外れる試合も多い中、リーグ戦15試合5得点を記録。一人でボールを運び味方の守備負担を減らせるプレーが持ち味で、数字には表れない部分のキープ力、縦への推進力、運動量などで依然として貢献度の高いプレーを続けている。日本代表から遠ざかっているが、バヒド・ハリルホジッチ監督(65)からも常にマークされる存在。鹿島としては放出するつもりはないが、資金力を誇る神戸がそこを切り崩せるか、注目が集まる。

 ◆ヴィッセル神戸 1966年創部の川崎製鉄水島サッカー部が前身。95年に改称し、97年にJリーグ加盟。ヴィッセルは英語の「勝利(VICTORY)」と「船(VESSEL)」の造語。2004年に楽天グループのクリムゾンフットボールクラブに営業権を譲渡。楽天は、7月からバルセロナと4年総額2億2000万ユーロ(約286億円)のグローバル・スポンサー契約を締結。最高成績は昨季の7位。05年と12年にJ2降格。

 ◆金崎 夢生(かなざき・むう)1989年2月16日、三重・津市生まれ。28歳。兵庫・滝川二高から2007年に大分入り。10年に名古屋、13年にドイツ1部ニュルンベルク、13年途中からポルトガル2部ポルティモネンセに所属。15年に鹿島に期限付き移籍し、翌年に完全移籍。J1通算223試合出場40得点。国際Aマッチ10試合出場2得点。180センチ、70キロ。血液型A。独身。

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