【金沢】9月になっても抜け出せない9戦勝ちなし

2017年9月3日8時10分  スポーツ報知
  • 前半34分、CKのチャンスでボールに飛び込むMF大橋(右)

 ◆明治安田生命J2リーグ 第31節 金沢1―2長崎(2日・石川県西部緑地公園陸上競技場)

 18位のツエーゲン金沢は、ホームで5位の長崎に1―2で敗れた。9試合勝ちなしで、順位は19位となった。前半30分にクリアミスをきっかけに先制ゴールを許すと、後半9分にはPKで2点目を献上。後半34分にFW中美慶哉(25)が自身8戦ぶりとなるゴールを挙げ、1点差に迫ったが、追いつくことは出来なかった。

 勝利が遠い。金沢イレブンはまず同点に追いつこうと、最後まで猛攻をかけた。しかし、試合終了の笛。7月8日以来、56日ぶりの勝利は果たせず、9戦勝ちなし。3000人が訪れたホームのスタンドはざわついていた。泥沼にはまった状態に、柳下正明監督(57)は「選手にも言いましたが、そろそろ高い授業料を払うのはいいでしょう。ポジション取りなど、約束事ができていれば、修正も出来るのに…」と厳しい表情で振り返った。

 まさかの連続失点だった。前半30分にクリアミスをきっかけにゴール前で簡単にパスをつなげられ、先制ゴールを許した。後半8分にはDF石田崚真(21)がペナルティーエリア内でハンドの判定を受け、PKで再び失点した。

 敗色ムードが漂い始めた後半34分に中美がこぼれ球に反応。落ち着いてシュートを決めて1点を返した。今季9点目を挙げた点取り屋は「(シュートを)枠に入れることを意識しました。でも、簡単に失点しているチームが勝つのは難しい」と嘆いた。

 J3降格圏内となる21位・山口との勝ち点差は5に縮まった。昨年に続き、降格争いに巻き込まれないためにも、長いトンネルを抜けるしかない。敗れはしたが、長崎のシュート7本に対し、12本のシュートを放った。「ボールを動かして、チャンスは作れている。やるべきことを、やり続けることが大事。もったいない失点を減らしたい」と柳下監督。上位との対戦が続くが、チーム一丸となって乗り切るしかない。(中田 康博)

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