【札幌】宮沢、生え抜き初の300試合出場でチームJ通算300勝目を

2017年9月13日7時0分  スポーツ報知
  • 雨中の練習でボールキープする宮沢

 J1北海道コンサドーレ札幌MF宮沢裕樹(28)が、節目の一戦でメモリアル勝利をつかみ取る。札幌は12日、アウェー・神戸戦(16日)に向け、宮の沢で調整した。フルメニューを消化した宮沢は、現在Jリーグ通算299試合出場と、大台到達に王手をかけている。札幌の生え抜きで初となる300試合目は、同時にチームのJリーグ通算300勝目がかかった戦いになる。敵地初勝利を挙げての「ダブルの300」達成を、宮沢が絶対目標に掲げた。

 300戦目の300勝を、宮沢がはっきりと誓いに立てた。「絶対に両方達成したいから。残留のためにも大事な試合、勝つしかない」。3試合連続ピッチで3連勝を手にし、自身とチームの節目を飾る。

 10年目で300戦に王手をかけた。札幌の選手として300試合以上の出場は、2003年にJ1柏から加入し、15年に引退したMF砂川誠に次いで2人目となるが、生え抜きでは宮沢が初。「早くから機会を与えてくれたので」と振り返ったように、1年目にJ1でデビューを飾り、2年目から主力を務めてきた。主将2年目と札幌を象徴する存在となった今も「もっと試合数を伸ばして、勝利に貢献していきたいと思っているので」と向上心は尽きない。自身の100と200試合目はいずれも勝利。300試合目も祝勝だけを狙う。

 今季2引き分け10敗のアウェーでの戦いになるが、宮沢に過度な意識はない。「自分が出た時に大量失点した試合は少ないので」。今季3失点した試合は全て敵地で4度あるが、うち2試合は出場していない。「アウェー初勝利が300勝になれば」。目標の残留へ、負の流れを止め、勢いを加速させる。

 前節の磐田戦は、右足首捻挫の影響で欠場も検討された。それでも「可能性があるなら」と、帰宅の際にも患部に治療器具を当ててケアし、休日前の酒席もアルコールは口にせず、完治に努めた。2連勝の原動力となった一戦を終え「状態は良くなった」と手応えを感じている。「チームを勝たせる働きをしたい」。攻守両面で存在感を示し、宮沢がダブルのメモリアルを演出する。(砂田 秀人)

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