【浦和】柏木、左足100%じゃないけどACL強行出場…27日上海上港戦

2017年9月27日6時0分  スポーツ報知
  • 上海上港戦に向け、試合会場の上海体育場で調整する浦和イレブン(浦和レッズ提供)

 【上海(中国)26日=羽田智之】アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で9年ぶり3度目の4強入りした浦和は27日、上海上港(中国)との準決勝第1戦をアウェーで戦う。26日は試合会場で練習を行い、左足負傷が完治していないMF柏木陽介(29)が強行出場する。決勝トーナメント(T)では1回戦の済州(韓国)戦、準々決勝の川崎戦と第2戦のホームで逆転突破。最低でもアウェーゴールを奪い、10月18日のホームでの第2戦へ有利な状況をつくる。

 気温34度、湿度80%。午後6時から冒頭15分だけ公開された前日練習は、体感温度38度の過酷な環境で行われた。MF柏木は「呼吸がしにくいし、みんな息が上がっていた」と振り返る。体中から噴き出る汗の量だけ気合が入った。

 左足付け根に肉離れを抱えており、13日のACL準々決勝第2戦・川崎戦以来となる公式戦4試合ぶりの出場。「100%ではない。でも100%以上の力を出すために準備してきた」。1時間のフルメニューをこなし、臨戦態勢は整った。「変な言い方になるけど上海戦で無理をして、また次の上海戦で戻ってこれればいい」。もし患部が悪化しても、10月18日の第2戦までの3週間で治せばいいと考えた。「それだけACLにかける思いは強い」

 2週間前の川崎戦も復帰したばかりだったが、2アシストを含む3得点に絡み4―1で勝利。大逆転での準決勝進出の立役者になった。「勝ちにいきたい。ゴールを取れたら状況は良くなるし余裕が出る。セットプレーでもチャンスがある」。浦和が過去2分け3敗と苦手とするACLの中国アウェー戦初勝利を目指す。

 ブラジル代表経験があるFWフッキ、MFオスカルを擁する上海上港とは、1次リーグでも対戦し1勝1敗。DF槙野智章(30)も「アウェーでは守備の時間が長くなる。ボールを奪ってから我々がボールを保持するためにも、彼(柏木)がいるといないとでは違う」と復帰を歓迎した。

 今季リーグは7位に甘んじておりルヴァン杯、天皇杯は敗退した。現実的に狙えるタイトルはACLだけ。ACLでは出場チーム最多の26得点を誇り、上海上港より1点多い。打ち合いは上等。10年ぶり2度目のアジア制覇へ、攻撃力では負けられない。

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