【札幌】2度のJ2降格知る男・宮沢「もう同じ思いはしたくない」右足負傷もチームけん引

2017年10月6日6時0分  スポーツ報知
  • 浮き球を追う宮沢

 三度目の正直をかなえるため、J1北海道コンサドーレ札幌MF宮沢裕樹(28)が負傷をおして、残り6試合を走りきる。

 5日に札幌ドームホヴァリングステージで行われた練習。主将らしく、宮沢は先頭に立ち、存在感を示し続けた。9月30日の広島戦で右足首を捻挫。それでも「問題ない」と、2時間弱のメニューをフル消化した。「もう同じ思いはしたくないので」。チームで唯一、2度の降格を知る男は、痛みを抱えながらも、休むことなど頭にはない。

 プロ1年目の2008年と12年は、ともに最下位に終わり、1年でJ2に逆戻りした。「これまでは、この時期に降格が決まっていた。今、混戦の中にいるのは幸せなこと」と宮沢は言った。現在14位の札幌は、一つ上の13位・清水とは勝ち点差1で、15位・広島、降格圏の16位・甲府とも同1。1戦で一変する状況だが、宮沢に不安などはない。「自分たちが勝ち点を取っていけば残留できる。他は気にせず、今の立場を楽しんでやればいい」。過去には味わえなかった緊張感はプラスに変え、目標達成へつなげる。

 残り6戦へ、宮沢は「ぶれないこと」を必須要素に挙げた。「例え1試合結果が出なくても、最終的に残れればいいんだから。一戦一戦、集中して戦うだけ」。その先に見える最高のゴールへ、残り2か月、準備を整えていく。(砂田 秀人)

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