【清水】小林監督、ダービーで金子&北川サプライズ起用示唆

2017年10月14日7時0分  スポーツ報知
  • 練習前、円陣で訓示する小林監督(左)

 いざ、ダービー開幕―。J1清水エスパルスとジュビロ磐田は14日、アイスタで激突(午後2時)する。13日、清水は三保で、磐田はヤマハで最終調整。清水・小林伸二監督(57)はMF金子翔太(22)とFW北川航也(21)をサプライズ起用する可能性を示唆。今季ダービー初勝利へ、勝負の一手にかける。磐田は当日28歳の誕生日を迎えるFW川又堅碁が、バースデー弾でダービー3連勝に導くことを誓った。

 思わず箸が止まった。決戦3日前の11日。練習からの帰路で立ち寄ったそば店で、隣に座った客が小林監督に気付かずにエスパルスについて語り合っていた。

 「失点が多い」「昔の清水は強かった」「このままじゃJ2に落ちるよ」―

 思わぬ“口撃”が胸に刺さる。でも、ぐっとこらえた。悔しい気持ちは、そばと一緒にのみ込んだ。「絶対に勝たないかん」。全身の血液が沸騰したかのように、闘争心が体の芯から湧いてきた。

 「しっかりと守らなくてはいけない」。降格圏とは勝ち点2差。前節の大宮戦から守備に重きを置く“残留仕様”にシフトした。リーグが中断した2週間、頭を悩ませ、左MFには背番号10の白崎に代えて金子、鄭大世の相棒には強烈な左足を持つチアゴに代えて北川をテストしてきた。絶対に負けられない大一番。20代前半の若手を抜てきする可能性が高まった。

 運動量が持ち味の金子は「球際、気持ちで勝つ。意地を見せたい」。北川は4月のダービーは故障で出場できず。ジュニアユースから清水一筋のストライカーは「ライバルチームがあるからこそ成長できる。生ぬるい試合はできない」と言った。

 この日、練習場はサポーターからの横断幕で囲われた。「包まれてるようでいいね」と指揮官。「(勝敗の)責任はこっちにある。選んだんだから、思い切ってやってくれ」と選手の背中を押して最高の11人をピッチに送り出す。勝負師・小林伸二はブレずに決断する。(武藤 瑞基)

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