【浦和】槙野、フッキに「デュエル」全勝 ハリル監督絶賛の守備で日本勢9年ぶり決勝進出

2017年10月19日6時0分  スポーツ報知
  • 決勝進出を決め喜ぶ浦和イレブン

 ◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽準決勝第2戦 浦和1―0上海上港=2戦合計2―1で浦和が決勝進出=(18日・埼玉スタジアム)

 浦和は18日、上海上港との準決勝第2戦をホームで戦い、1―0で勝利した。2戦合計2―1で、初優勝した07年以来10年ぶり2度目、日本勢としては08年のG大阪以来9年ぶりの決勝進出を決めた。前半12分、FWラファエル・シルバ(25)が先制。日本代表DF槙野智章(30)と同代表DF遠藤航(24)が元ブラジル代表FWフッキ(31)を完璧に封じるなど、視察した日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)も絶賛した。アルヒラル(サウジアラビア)との決勝は、第1戦を11月18日にアウェーで、第2戦を同25日にホームで戦う。

 後半ロスタイム4分が終わると、槙野がピッチにひざまずき、ガッツポーズを作った。GK西川を中心に遠藤が、阿部が、輪を作り、健闘をたたえ合った。「後ろの選手で喜びを分かち合おうというのができた」と遠藤。今季ACLホーム戦は6戦全勝。4万4000人を超えるサポーターの「WE ARE REDS」コールが心地よかった。

 立ち合いで勝った。前半17分、槙野がフッキにガツンと当たり、ボールをはね返した。その後もブラジル代表復帰を狙うフィジカルモンスターとの「デュエル(球際の勝負)」で全勝し、出場9試合9発のACL得点王を封じた。遠藤も中国代表FW武磊を完璧に抑え、公式戦10試合ぶりの無失点に貢献した。

 気持ちのこもった守備を、辛口のハリルホジッチ監督も絶賛した。「すごい試合。スーパーだ。守備のハードワークがすごかった。全員で攻撃をして守備をする。これがモダンフットボールだ。槙野、阿部も良かった。遠藤はすごい試合をした。ほぼデュエルで勝っていた」。しった激励した代表選手の成長を喜んだ。

 上海上港とは1次リーグから数えて4試合目。助っ人外国人4人の移籍金が約170億円という“爆買いクラブ”に2勝1分け1敗と勝ち越した。槙野はアウェーでの第1戦もフッキと対峙(たいじ)し、何度も映像を見て研究した。「距離感です。1センチ寄せるだけでヘッドダウンするかとか」。相手をうつむかせる体当たりを試み、逆に間合いを取る必要があればセンチ単位で修正した。前半44分に警告を受けたが、ひるまず激しくバトルした。

 初優勝した10年ぶり2度目、日本勢としても9年ぶりに決勝へ進んだ。ACLが今季獲得可能性が残る唯一のタイトル。2度目のアジア制覇まであと2試合だが、前回の優勝を経験した主将のMF阿部は「まだ何も成し遂げていない」と気を引き締めた。(羽田 智之)

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