【浦和】FW興梠慎三手記…ミシャのためにも優勝したかった

2017年11月26日11時0分  スポーツ報知
  • サポーターの声援に応える興梠

 ◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽決勝第2戦 浦和1―0アルヒラル ※2戦合計2-1で浦和が優勝(25日・埼玉スタジアム)

 10年ぶりのアジア王者に輝いた浦和のFW興梠慎三(31)がスポーツ報知に感謝の手記を寄せた。

 長かった。やっと取れたって感じ。試合終了の笛を聞いた時、喜びがあふれてきた。サポーターがすごい雰囲気を作ってくれたし、そろそろ期待に応えないといけないと思っていたのでよかった。

 ACLはサッカー人生で一度は取りたかった。鹿島の時も4度挑戦して、このタイトルだけは取れなかった。難しいと身に染みて分かっていた。だから日本代表の欧州遠征でも、常にアウェーの決勝(第1)戦が頭にあった。けがをしたり体調を崩したり、疲労がたまるのは避けたかった。(代表では)試合に出られなかったので、筋肉が緩いなと感じたら走って刺激を入れたり、コンディションを上げた。

 今年は初めてシーズン途中の監督交代や、日本人の監督の下でのプレーを経験した。ミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ前監督)が解任された時は泣いた。サッカーで泣いたことはあまりなかったけど、本当に悔しかった。ミシャのせいでもない。100%、僕ら選手の責任。自分をここに呼んでくれて育ててくれた。今は全てにおいて感謝しかない。ミシャのためにも優勝したかった。

 堀さんの監督は新鮮だった。コーチ時代はよくイジっていたので接し方を変えないといけなかったけど、直接コミュニケーションを取れるのは大きい。堀さんにはミシャと同じ思いをさせたくなかった。あとはサポーター。浦和に来て5年。ナビスコ杯、リーグ、天皇杯、チャンピオンシップ決勝、ことごとく負けて落胆させてきたので、大きなタイトルをプレゼントできてよかった。

 よく、ビッグクラブって何だろう、と考える。レッズはお金がある。サポーターは素晴らしく、そして多い。その意味ではビッグクラブかもしれない。僕は、それに加え、タイトルが多いクラブを目指したい。変えていきたいと思っている。チームが強くなれば、面白い試合を見せることができれば、お客さんも増える。今は選手だから、お客さんを沸かせ、勝ち点を積み上げるプレーをしなければいけない。引退後はこのクラブで、強いチームを作ることに携わりたい。大きな夢です。(浦和FW)

 ◆興梠 慎三(こうろき・しんぞう)1986年7月31日、宮崎市生まれ。31歳。鵬翔高では2年時に全国選手権8強。2005年に鹿島入りし、08年9月に日本代表初選出。13年に浦和移籍。12年から4年連続2ケタゴールを記録している。今季はリーグ32試合20得点で得点ランク首位タイ。J1通算344試合120得点。今季ACL12試合4得点、通算53試合18得点。175センチ、72キロ。血液型O。趣味はゴルフ。

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