【浦和】淵田社長、営業収入100億でビッグクラブに

2017年11月26日6時0分  スポーツ報知
  • 選手たちを祝福する浦和サポーター

 ◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽決勝第2戦 浦和1―0アルヒラル ※2戦合計2-1で浦和が優勝(25日・埼玉スタジアム)

 浦和の淵田敬三社長(63)は「夢のようです。今シーズンいろんなことがあった。選手だけじゃなくコーチングスタッフ、クラブの人間、街の人、皆が一つになった」と喜んだ。

 この日も普段通りの試合前ルーチンを行った。キックオフ5時間前、ゴール裏のサポーター待機列に顔を出してから埼玉スタジアムを3周。イベント会場、売店に立ち寄り、要望や意見などに耳を傾けた。「自分のことも分かってほしいし皆さんのことも分かりたい」。就任4年目、積極的に意思疎通を図る。

 関東三菱自動車販売の取締役社長を退任し、2014年2月に現職に就いた。翌年、伊勢丹浦和店前でチラシを配った。08年に平均観客数4万7609人を誇ったが、14年は約1万人減り危機感があった。「街に出て応援をお願いし、汗を流している姿を見ていただくことに意味がある」。昨年からはACLのホーム戦前に、さいたま市内でチラシを配った。時には阿部ら出場停止の選手も協力した。

 ACLが平日に開催される前週はJ1を金曜日に前倒しできる。ホーム戦を金曜にずらすと入場者が1万人以上減り、約3000万円の減収が見込まれる。一昨年までは経営判断で週末開催にこだわってきたが、「絶対にアジアを取りにいくんだという意気込みを示すため」と選手のコンディションを優先し、試合間隔をあけ、今季は2試合を金曜開催した。

 ACLを初制覇した07年度の営業収入は79億6400万円でクラブ史上最高額だった。昨年度は66億600万円。2度目のアジア王者となった今年度は07年度に肉薄する勢いだという。「(営業収入)100億円が目標」。入場料収入に伸びしろを感じ、来季は強化理念配分金も狙う。昨年度のJ1平均営業収入は36億円弱。Jで追随を許さないビッグクラブを目指す。(羽田 智之)

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