【札幌】来季につなぐ3連勝 四方田監督ラスト采配「感謝の気持ちでいっぱい」

2017年12月3日7時59分  スポーツ報知
  • 前半16分、ゴールを決める札幌・都倉

 ◆明治安田生命J1リーグ 最終節 札幌3―2鳥栖(2日・札幌ドーム)

 北海道コンサドーレ札幌が、3連勝で2017年を締めくくった。今季最終の鳥栖戦は3―2で勝利。勝ち点43とし、2001年のJ1最高順位に並ぶ11位でシーズンを終えた。7月まで浦和を率いたミハイロ・ペトロヴィッチ氏(60)が監督として指揮を執る来季に向け、試合後、四方田修平監督(44)がヘッドコーチに就任することを明言。ペトロヴィッチ氏が高く評価している浦和MF駒井善成(25)の獲得に乗り出すことも2日、分かった。J1定着へ、札幌が体制作りを着々と進めている。

 来季の躍進へ、札幌が最高の形で激動の1年を締めた。2点リードを追い付かれながら後半43分、DF福森晃斗(24)のFKをDF横山知伸(32)が頭で決めての劇的勝利。3連勝で、順位をJ1過去最高タイの11位とした。ホームの大歓声を一身に浴び、“ラスト采配”を白星で締めた四方田監督は「有終の美を飾れて感謝の気持ちでいっぱい」と、あふれる思いを口にした。

 J1残留を目標に掲げた今季は2連敗スタート。前半戦で6連敗を喫した際には16位に落ちるなど、残留圏ぎりぎりの15位で折り返した。それでも四方田監督は「チームとして崩れなかったので」と、後ろ向きにはならなかった。後半戦はチーム最多の10点を挙げたFWジェイ(35)ら新戦力も機能し、堂々の結果で目標を達成した。

 迎える来季は、クラブがかねて目標としてきた「J1定着」を目指す1年になる。そのために、広島と浦和で計11年半指揮を執り、浦和のDF槙野やMF柏木ら日本代表選手を育て、J1で常に上位争いできるチームを作り上げてきたペトロヴィッチ氏を招き入れた。同氏の下で「指導者として多くを学んでほしい」とクラブが期待し、ヘッドコーチ就任を打診されていた四方田監督も「ミシャ(ペトロヴィッチ氏の愛称)監督の下で吸収し、成長したい」と鳥栖戦後に受諾を明言した。より強い組織構築への体制が、ひとつ固まった。

 スタッフだけではない。来季戦力として、浦和MF駒井の獲得に乗り出す方針も固めた。速さを生かした突破力に優れ、ペトロヴィッチ氏のもと、主に右サイドで重用された秘蔵っ子だ。クラブ幹部が「ミシャの話が出る前から注目していた選手」と話す駒井を手始めに、戦力増強を図る。今季の目標は達成したが、更に上を狙う札幌が、歩みを止めることはない。

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