【甲府】佐久間GM「1年でJ1復帰」への3か条

2017年12月4日7時0分  スポーツ報知
  • 来場したサポーターと話をする甲府の佐久間副社長兼GM

 6年ぶり3度目のJ2降格が決まったヴァンフォーレ甲府の佐久間悟副社長兼GM(54)が3日、1年でJ1に復帰するために、「攻撃のバリエーション」「絶対的ストライカー」「守備の安定」の3か条を挙げた。3日には、山梨・中央市内でサポーター感謝デーが開催された。残留を決められなかった要因を分析する「吉田体制1年目 ヴァンフォーレの誤算」は、『終了間際の失点』に迫った。

 甲府の、1年でのJ1復帰へ―。佐久間副社長兼GMが、3つのポイントを挙げた。

 【〈1〉攻撃のバリエーション】

 「いろんな形がないと、勝ち残ることはできない」

 J1では、相手にボールを支配される試合も多いため、セットプレーやカウンターで得点を取ることができた。しかしJ2では、甲府が主導権を握るケースも増えてくる。そこで、引いて守る相手には、様々な角度から攻めていかなければならない。

 【〈2〉絶対的ストライカー】

 「2人必要。(シーズン)15得点と10得点とか。1人だと抑えられてしまうから、(マークを)分散しないと」

 クラブとしては、今夏加入ながら、12試合6得点でチーム得点王となったFWリンス(30)の残留を第一に考えているが、今季で契約が切れるうえ、他クラブからも興味を持たれている。背番号10のFWドゥドゥ(27)は、契約を残しているが、J2降格で予算減も見込まれている中、去就も流動的だ。2人が仮に退団する場合は、エース候補の補強が急務となる。

 【〈3〉守備の安定】

 「引いても守りきれるチームにしたい。1―0でもいいと割り切ることも必要」

 来季はリーグ戦だけでも今季の34試合から42試合に増える。さらに、降格チームのうち、16位(甲府)と17位(新潟、ACLに4チーム出場の場合)は、ルヴァン杯にも出場する。連戦の中では力の使い方も重要になる。リードした状況では、引いて守る“省エネ”も必要となり、それを完遂できる守備力が求められる。

 「このクラブを、さらに誇れるものにしたい」と佐久間副社長兼GM。厳しい予算の中、底力が試される戦いが始まる。(古川 浩司)

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