【札幌】小野と稲本が残留明言…稲本「戦力として活躍できるパフォーマンスを」

2017年12月4日7時40分  スポーツ報知
  • 来季の活躍を誓う札幌・小野(左)と稲本

 J1北海道コンサドーレ札幌の元日本代表コンビが、来季も赤黒の一員として戦う。3日、札幌・宮の沢で7選手が1回目の契約更改交渉に臨んだ。既に残留の意志を示していたMF小野伸二(38)と、この日来季の契約を提示されたMF稲本潤一(38)は話し合い後、2018年も札幌でプレーする事を明言した。今季は出番の少なかった2人だが、ミハイロ・ペトロヴィッチ氏(60)に監督が代わる来季、新たな環境下で定位置を奪い、輝きを放ちにいく。

 J1定着を目指す来季、頼れる2人のベテランがチームをけん引する。3日の契約更改交渉後、小野と稲本が公の場で初めて、残留を明言した。小野は「来年はもっとスタメンで出られるよう、キャンプからやっていきたい」と意欲を口にし、稲本は「これだけ迷惑をかけて外に出る訳にはいかない」と札幌への思いを強調した。日本代表、海外でのプレーなど、豊富な実績を持つ2人が、来年もその経験を札幌に注入していく。

 不完全燃焼に終わった今季は、新体制の下、払拭(ふっしょく)する。小野は28試合でベンチ入りするも、出場は16試合で、先発機会はなかった。「与えられた時間内での役割は果たせたかな」と言ったように、攻撃のアクセントとして機能したが、当然そこで満足などしていない。ペトロヴィッチ氏に監督が代わるプロ21年目の来季を「1からのスタート」と仕切り直しの年と捉え「ミシャ(ペトロヴィッチ氏の愛称)さんの下で楽しいサッカーができれば」と更にチームの力となるべく、思いを巡らせた。

 昨年6月、今年3月と2度右膝を手術した稲本は、終盤の6試合出場にとどまった。「チームに貢献できていない、悔しいシーズンだった」と今季を振り返った上で、プロ22年目の来季への強い決意を示した。「若手に背中を見せるではなく、戦力として活躍できるパフォーマンスを常にやり続けたい」と完全復活を期した。

 プレーだけでなく、クラブ幹部は「サッカーへの取り組み方や精神的な部分でも2人は不可欠」と評価し、来季契約を提示した。その存在はJ1定着への、大きな力となる。(砂田 秀人)

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