【宏太’Sチェック】ジェイの存在感が際立った最終戦

2017年12月4日10時0分  スポーツ報知
  • 今季最終戦を終え、大勢のサポーターを背に笑顔を見せる札幌イレブン

 ◆明治安田生命J1リーグ 最終節 札幌3―2鳥栖(2日・札幌ドーム)

 ジェイの存在が、最終戦の白星締めにつながった。彼は動きすぎることなく、前のスペースを確保するのがうまい。周囲の選手は合わせやすいので、ボールを持っている時に、まずジェイを見る形が徹底された。

 先制点の場面も、体が逆方向を向いているのを分かっていて、わざとこするように蹴ったからこそ決まったもの。ミートさせようとしたら蹴りすぎてしまっていた。四方田監督が驚いた顔をしてたのも分かるほど、高い技術のゴールだった。

 J1最高タイの11位で終わった結果は称賛できる。ただ来季、更に上に行くためには、明らかにフィジカルが足りないと感じた。反則が多い試合ではあったが、それを嫌がってか、途中からボールを簡単に手放す場面が目立ち、鳥栖にペースを握られた。1桁順位にいるクラブは、どこも激しくプレスしてくる。パワーで来る相手にはパワーで返せるようにしないと、上位争いはできない。そこは改善の余地が必要だ。

 来季はペトロヴィッチ氏に監督が代わる。彼は奪われたボールを5秒で取り返すような練習をする。戦術というより、大まかな事を示すのが上手な指揮官という印象だ。そこにヘッドコーチとして四方田監督の緻密さが加わって、強じんなチームになることを期待している。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)

北海道版札幌コラム
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