【浦和】アルジャジーラに不覚 槙野「大きな傷」

2017年12月11日6時0分  スポーツ報知
  • アルジャジーラに敗れ、うなだれる(左から)槙野、青木、阿部(ロイター)

 ◆クラブW杯 ▽準々決勝 アルジャジーラ1―0浦和(9日、UAE・アブダビ)

 【アブダビ(アラブ首長国連邦)9日=羽田智之】準々決勝2試合が行われた。10年ぶり2度目の出場を果たしたアジア王者の浦和は開催国枠のアルジャジーラとの初戦を0―1で敗れ、欧州王者のRマドリード(スペイン)への挑戦権を失い、5位以下が確定した。また、MF本田圭佑(31)が所属する北中米カリブ海王者のパチューカ(メキシコ)はアフリカ王者のウィダード・カサブランカ(モロッコ)に延長戦で勝利し、4強入りした。

 現実に引き戻された。後半7分、自陣でボールを奪われると、アルジャジーラのカウンターの餌食になった。最後は、15年アジア杯で日本代表がゴールを許したUAE代表FWマブフートに先制点を献上した。その後も猛攻を仕掛けるも、公式戦3試合連続無得点で初戦敗退した。

 柏木「何のためにACLを勝ったのか。情けない」

 槙野「大きな傷を負ってしまった」

 武藤「申し訳ない」

 駆けつけた約300人のサポーターからブーイングを浴びた。アジア王者として、アジアのチームに敗れる屈辱を味わい、Rマドリードと戦える機会を逃した。

 シュートは相手の2倍、10本打った。日本代表MF長沢はサイドを起点にするという戦術的な理由で出場せず。前半28分にエースの興梠が先制機を逸し、R・シルバは強引なプレーを試み、攻撃の連動は少なかった。柏木は「相手の入りの緩さなど油断が生まれたのかもしれない。自分もそうだけど、何とかしないといけないという自己中心的なプレーもあった」と反省した。

 アルジャジーラがオークランドシティに1―0で辛勝した6日の開幕戦をテレビ観戦し、選手は「油断してはいけない」という趣旨の発言を重ねた。アジア王者のプライドもあるが、無意識に相手を見下していたことでもあった。実際、主導権を握り、内容は圧倒した。しかし、アジアを制した攻守の切り替えの早さ、強度の高い守備は影を潜めた。アフリカ王者と戦う5位決定戦は今季最終戦。日本勢ワーストの6位だけは避けなければならない。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
国内サッカー
今日のスポーツ報知(東京版)