【皇后杯】日テレが3大会ぶりVで2年連続2冠 得点王・田中美南「来年は3冠、いきたいですね」

スポーツ報知
3大会ぶりに皇后杯での優勝を果たし、喜ぶ日テレ・イレブン

◆サッカー皇后杯全日本女子選手権 ▽決勝 日テレ3―0ノジマステラ神奈川相模原(24日・ヤンマースタジアム)

 日テレがノジマステラ神奈川相模原を3―0で下し、3大会ぶり12回目の頂点に立った。なでしこリーグ2年連続得点王のFW田中美南(23)が2得点。今大会7得点でリーグに続く得点王となった。リーグ3連覇中の日テレは2年連続2冠。来季は07年以来のリーグ杯を含む3冠を目指す。

 なでしこジャパンの新エースが力の差を見せつけた。前半6分。田中は背後からの浮き球をゴール前で落ち着いて受けると、冷静に浮き球でGKの頭上を破った。後半29分には左サイドでスルーパスに抜け出し、逆サイドのネットを揺らして2得点。2位に3点差をつける大会合計7得点で有終の美を飾り、「最高です」と胸を張った。

 今月の東アジアE―1選手権では2得点したものの、北朝鮮戦は無得点で敗戦。しかし「代表の悔しさは代表で返すだけ」と切り替え、皇后杯制覇に集中した。昨夏から取り組む体幹トレーニングが実を結び、リーグ、皇后杯ともに他を寄せつけない得点を量産。「結果でチームを助けられるようになってうれしい。来年は3冠、いきたいですね」と、今季準決勝で敗れたリーグ杯を含めた完全制覇に照準を定めた。

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