【神戸】DF岩波拓也が浦和へ完全移籍「すべてをゼロにしてまた新たな挑戦をしたい」

スポーツ報知
岩波拓也

 サッカーJ1神戸で昨年のリオデジャネイロ五輪代表だったDF岩波拓也(23)が浦和へ完全移籍することが26日、発表された。

 岩波は神戸の下部組織出身で、2012年には高校生でプロ契約を結び、同年10月にJ1で公式戦デビューを果たした。各年代の日本代表に選ばれてきた186センチの大型のセンターバック。2017年はJ1で29試合に出場したほか、J1通算では通算106試合に出場して4ゴールを挙げている。

 岩波はクラブを通じて、「ヴィッセルに関わるすべての皆さま。中学生から10年間、ここでプレーする機会を与えていただいたことに感謝の気持ちを申し上げます。小学生の頃、このクラブの試合を見てサッカー選手になりたい、ヴィッセルの選手になりたいと夢を持つようになりました。自分にとってヴィッセル神戸がすべてでした。このタイミングでクラブを去ることに寂しさもありますが、すべてをゼロにしてまた新たな挑戦をしたいと思い決断しました、オリンピック前に怪我をして絶望的な自分を支えてくれたクラブ、ファン・サポーターの皆さまには本当に感謝しています。これからはこのクラブが対戦相手になり、ライバルになるのが不思議な感じですが自分を一歩一歩努力して進んでいきたいなと思います」とコメントした。

 今シーズンはアジア・チャンピオンズリーグを制した浦和だったが、J1ではリーグワースト3位タイの54失点で、守備陣の強化が急務だった。

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