【高校サッカー】旭川実、鬼門“NACK5の壁”崩せず…北海道勢4年連続敗退

2018年1月3日9時0分  スポーツ報知
  • 日本文理に敗れ、応援席にあいさつする旭川実イレブン

 ◆第96回全国高校サッカー選手権大会 ▽2回戦 日本文理2―0旭川実(2日・NACK5スタジアム大宮)

 2回戦が行われ、旭川実は日本文理(新潟)に0―2で完封負けを喫した。初出場校相手に前半だけで2失点。攻撃陣も相手の素早いプレスに苦しみ、シュートは計4本に封じられた。これで道勢は4年連続でNACK5スタジアムで敗退。またしても“鬼門”を突破できず、5大会ぶりの16強進出を逃した。

 強烈な西日を背中に受け、旭川実イレブンがピッチに崩れ落ちた。初出場の日本文理に完封負け。応援席へのあいさつを終えた選手の目からは、大粒の涙がこぼれ落ちた。富居徹雄監督(45)は「残念。相手はプレスが早かった。かいくぐって、もう少し前でプレーできれば良かったが」と無念そうに振り返った。

 持ち味の攻撃力が影を潜めた。今夏の全国高校総体では4戦11得点で8強。10月の道大会でも4戦で13得点を奪って勝ち進んだが「相手はガツガツ来た。研究されて自分たちのサッカーができなかった」とDF櫛部悠路主将(3年)。厳しいプレスに苦しみ、スタメン平均体重が6キロ勝る相手に球際でことごとく敗れ、終始自陣に押し込まれた。

 試合後、指揮官が「NACK5は嫌だなあ」と苦笑いしたように、これで道勢は14年度大会の道大谷室蘭以来、4大会連続で、NACK5スタジアムでの試合に黒星。またしても鬼門を前に力尽きた。

 目標の全国4強には届かなかったものの、この試合では先発の半数が2年生と、「経験」は来年につながる好材料だ。初戦では道大会チーム得点王のFW西村歩夢(2年)が先制ゴール。MF山内陸(2年)も追加点を奪うなど、存在感を示した。

 背番号10を付ける西村は目を真っ赤にし「道大会とはレベルが全然違う。得点を取れる選手になって、またこの舞台に戻ってきたい」と言い切った。この悔しさを忘れずに、全国4強へ向け再出発する。(宮崎 亮太)

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