【金沢】充実の初練習…柳下監督「熱が入っていましたね」

スポーツ報知
初練習で選手たちに話をする金沢・柳下監督(中央)

 J2ツエーゲン金沢が16日、金沢市のいしかわ総合スポーツセンターで、今季の初練習を行った。

 全28選手のうち、フィジカルチェックなどのため欠席の選手を除く18選手が参加。ランメニューなど基本練習だけでなく、ボール回しやミニゲーム形式の実戦的な練習も行い、初日から約2時間、汗を流した。

 チームは昨季、勝ち点49の17位。今季は勝ち点10の上乗せを目標としている。2年目の指揮を執る柳下正明監督(58)は「いよいよ始まるというピリッとした雰囲気だった。選手たちも非常にいい状態だと思う。もっとゆっくりやってもらいたかったけど、熱が入っていましたね」と、実戦形式の練習では激しいプレーも飛び出した初日を振り返った。

 22日からは宮崎・都城市での1次キャンプがスタートする。指揮官はそれまでに「体おこしをして、フィジカルを上げていってほしい。チームとしてはゲームに入ってからどんどん上がるので、一人一人のところで上げていってほしいですね」と、個のレベルアップを期待した。

 開幕は2月25日のアウェー・愛媛戦。昨季はチーム最多16得点を挙げたFW佐藤洸一(31)は「新しい選手もいて、雰囲気が良かった」と笑顔。「まず、けがをせずにいい状態で開幕へ持っていきたい」と意気込んだ。

 J1仙台から期限付き移籍で新加入したMF藤村慶太(24)は「みんなハードワークしていた。負けないようにやっていきたい」と、新天地で早速、刺激を受けていた。

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