【清水】金子が合流「今季は15点にからむ」

スポーツ報知
ゴムひもを使ったトレーニングをする金子

 J1清水エスパルスは16日、静岡・三保で始動2日目の練習を行った。サーキットトレーニングを中心に約2時間、濃密なメニューを消化。ぎっくり腰のため初日は別調整だったFW金子翔太(22)も完全合流した。

 この日はゴムひもを使ったトレーニングなど6種類のメニューを3セット。金子は涼しい顔で“完走”し「もう5年目。若いとは言っていられない」と気合を入れた。

 ヤン・ヨンソン新監督(57)は「攻撃に触れていく」と、17日から徐々に戦術練習を取り入れる方針。昨季はキャリアハイの26試合に出場した金子だが、体制が変わり、ポジションは確約されていない。「FWでも、2列目でも、自分の色を出せるようにアピールしていきたい」と誓った。

 2桁得点を目標に掲げた昨年は、4月の川崎戦でJ1通算2万ゴールをゲット。脚光を浴びたが、シーズン通しては4得点に終わった。オフには挙式も済ませ、決意も新た。「今年は(アシストなど含め)15点に“からむ”ことが目標。序盤に高い目標を設定しておけば、それに向けて努力できると思う」。MF楠神が加わり、FWクリスランの入団も決定的。前線の競争は熾烈(しれつ)だが、一歩も引く気はない。

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