【山形】神戸から新加入のMF小林、ハードトレに悲鳴「これだけ走ったのは大学以来」

スポーツ報知
苦しい表情で合計6キロのインターバル走を完走した小林

 J2モンテディオ山形は1次キャンプ2日目の17日、静岡・御前崎市内で2部練習を行った。午前は1000メートル×6本のインターバル走を実施。J1神戸から期限付き移籍で加入したMF小林成豪(24)は「これだけ走ったのは大学以来。神戸ではここまで走らなかった」と驚いた。

 前日の16日、一部選手を除き、チームはバスで山形・天童市を夜明け前に出発、約600キロを移動した。「バスの中でぐっすり眠れたので、移動の疲れはなかった」と言う小林も、午前の走り込みはかなりこたえた。午後は風速14メートルの風雨の中、ボールを使ったトレーニングを実施。「走りすぎて、午後はバテて精いっぱいだった」と小林はハードな練習に悲鳴を上げた。

 「ケガをしない体作りと、回復力を高めるために行った」と木山隆之監督(45)。新加入選手や外国籍選手の体調に差が見られたため、走り込みを中心とすることでコンディションを調整するのが狙いだった。

 「チームの方針を理解した上で、自分の特徴を出したい」と意欲を見せた小林。いち早くチームに溶け込み、得意のドリブルでJ1昇格に貢献する。(海老田 悦秀)

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