【沼津】昨季JFL得点王・坂本、DFとFWの“二刀流”意欲

スポーツ報知
新体制発表を行ったアスルクラロ沼津(前列左から)田中、坂本、砂森、吉田監督、富田、嶺岸、普光院、(後列左から)岡、牲川、石田、宮地、熱川、中島、渥美

 J3アスルクラロ沼津が18日、沼津市内で新体制発表会見を行った。J新規参入の昨季、最終節まで優勝を争ったチームは13人が新たに加入。31選手で新シーズンに臨む。注目は奈良クラブから完全移籍で加入した坂本修佑(24)。昨季のJFL得点王が新天地沼津で活躍をみせる。

 期待の新戦力が沼津に加入した。吉田謙監督(47)が「大きな戦力になってくれる」と期待を寄せる坂本だ。昨季はチーム事情でDF登録ながらシーズン5試合目からFWにコンバート。身長183センチから打点の高いヘディングを武器に18得点を挙げ、JFL得点王とベストイレブンに輝いた。

 大体大時代、インカレでベストDF賞の経験がある坂本。指揮官は「基本線はDF。FWもある」という。坂本は「監督から言われたポジションで頑張る。どちらでもやれる準備はしている」と得点王から守備の要への“転身”にも意欲的だ。

 「前への推進力とハードワークなプレーの沼津は、自分のフィジカル面が生かせると思う。日々の練習から全力で取り組みたい」と話した。(山中 優輝)

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