【神戸】バルセロナのサッカーを目指す ノエビアスタジアムも大幅リニューアル 

スポーツ報知
新加入発表記者会見を行った神戸

 神戸が「アジアのバルセロナ化」構想を打ち出した。19日、神戸市内で新加入発表会見を開き、今季就任した三浦淳寛スポーツダイレクター(43)は「(親会社の)楽天がパートナーシップを結んだバルセロナのサッカーを目指します」と宣言。世界一のパスサッカーを誇るバルサのスタイルを学ぶため、2月から強化スタッフの林健太郎氏(45)とスカウトの平野孝氏(43)を研修に派遣することを明らかにした。

 楽天が昨年、バルサの胸スポンサーとなったことで、神戸は世界的クラブへの挑戦を本格的にスタート。チームもこれまで堅守速攻を得意としてきたが、吉田孝行監督(40)は「より攻撃的な、ボールを保持して崩し切るサッカーを目指す」と、バルサ流に転換する考え。立花陽三社長(47)は「いつかバルサの選手が来たいと思うチームを」と、将来的にバルサから大物選手を獲得する野心までみせた。

 クラブは4月から本拠地・ノエビアスタジアムの管理運営事業者となり、大幅リニューアルを行う「新スタジアム構想」も発表。今季から天然芝と人工芝を組み合わせたハイブリッド芝を導入するが、練習場の芝も同じものに変更。約10億円をかけ、スタジアムや練習環境も整える。

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