【川崎】大学生と練習で豪華布陣が爆発13点

スポーツ報知
先制ゴールを挙げる川崎・小林(左から2人目)

◆練習試合 川崎13―1宮崎産業経営大=45分×2、30分×1=(20日、綾町錦原総合運動公園・国際交流広場サッカー場)

 川崎の超豪華布陣がベールを脱いだ。宮崎・綾町キャンプ最終日の20日、宮崎産業経営大と練習試合を行い、1本目は1トップに大久保、2列目は右から小林、家長、阿部、ボランチに森谷と中村が入った。

 13分に家長からのスルーパスを小林が右足で決め先制。17分には左サイドの阿部からパスを受けた小林が再び右足でゴールに流し込んだ。「感覚、タイミングがつかめてきてる。2点目も欲しいタイミングでドンピシャで(パスが)来た」と小林。29分には大久保のパスに後方から走り込んだ森谷がループシュートで加点した。大久保も「流動的に動くから楽しいですね」と手応えをつかんだ。

 前線はポジションを固定せず、時には小林がFW、大久保がトップ下、家長が右MFなど変幻自在に形を変える“カメレオン布陣”。1トップと2列目の選手がすべて得点に絡んだ。キャンプ最終日で疲労が蓄積した中での試合だったが、13―1と快勝。鬼木達監督(43)は「貪欲に(点を)取りにいこうって話していた」と手応えを見せた。昨季王者は連係に磨きをかけて連覇を目指す。(恩田 諭)

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