【仙台】ジャーメイン&西村アベック弾で今季初“白星”

スポーツ報知
ゴールを決めるジャーメイン(中)

◆練習試合 仙台2-0海邦銀行(23日・糸満市)

 J1ベガルタ仙台が、FW西村拓真(21)、FWジャーメイン良(22)の若手アベック弾で今季初の対外試合を制した。沖縄・糸満キャンプ8日目の22日、社会人チームの海邦銀行と練習試合(30分×3セット)を行い、西村が1得点、ジャーメインは1得点1アシストと活躍し、2―0で勝利した。

 0―0で迎えた2本目の16分、西村がシャドー(下がりめのFW)、ジャーメインが1トップの位置に入ると、すぐに試合が動いた。同17分、ゴール前中央にいたジャーメインの横パスを受けた西村が右足でネットを揺らし、今季チーム“第1号”弾が生まれた。3本目の3分には、スルーパスに反応したジャーメインが「GKより早くボールに触れると思った」とボールに飛びついてきたGKを越すシュートで追加点を挙げた。

 西村は「ジャメくんと互いにスピードに乗っていけば、(ボールを)出して、受けて、良い関係性ができると思う」とコンビプレーに期待を膨らませた。

 若手FW2人の動きに、渡辺晋監督(44)は「狙いは良かった。チャンスも作れた」と評価しつつ、「簡単なミスや決めるところで決める精度を高めないといけない」と苦言も忘れなかった。西村は「もっと得点を取りたかった。全体のプレーの質を上げていきたい」と意気込んだ。(小林 泰斗)

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