【清水】ヨンソン監督が“働き方改革” 水曜休み導入へ

スポーツ報知
練習中、指示を飛ばすヨンソン監督(右)

 J1清水エスパルスは13日、静岡市内で2部練習を行った。チームは今季から週半ばの水曜日にオフを導入。あす14日、また開幕4日前の21日も休日となる。ヤン・ヨンソン監督(57)がこの日、異例の“働き方改革”の意図を明かした。

 Jクラブでは土日に公式戦、リカバリーを挟んで月曜日をオフとし、また火曜日から週末に向けて練習を再開する日程が主流。指揮官は「リカバリーの後、(週の前半は)練習の強度を上げる。疲労回復には水曜日休みがいい」と説明した。

 全選手に適用するわけではなく、練習量が必要な若手や故障からのリハビリ組はクラブハウスへ“出勤”を促す。「試合に出ている選手は回復やリラックス。積み上げが必要な選手は(チームが)休みでも体を動かすことが必要になる」と話した。

 選手からは歓迎の声が挙がった。GK六反は「オフと試合が近いので、(どう過ごすか)選手個人の責任が多くなる。(月、火曜日の)2部練でしっかり動かした方がいいのか、体に聞きながら判断していかないと。はまれば面白い試みだと思う」。MF河井も「リフレッシュして(試合まで)短期間で集中できる。(休むか動くか)自分の状況に応じて対応できる」とうなずいた。

 清水は昨季、主力に複数の故障者が出たことが低迷の一因となった。新監督が打ち出した休日制度は、吉と出るか。

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